イタリアンレストラン「Ristorante(リストランテ)めぐる」(浜松市中区八幡町、TEL 053-411-8111)が10月12日、浜松八幡宮に隣接する結婚式場「楠倶楽部(くすのきクラブ)」内にオープンした。
「体が喜ぶイタリアン」をコンセプトにする「Risutorante めぐる」
「楠倶楽部」は、ホテルやレストランを展開する「呉竹荘グループ」(中区東伊場)が運営する、2003(平成15)年にオープンした結婚式場。1100年の歴史を持つとされる神社「浜松八幡宮」に隣接し、主に神前式後の披露宴を行っている。
元々日中に披露宴会場を利用してレストラン営業もしていたが、コロナ禍の影響で中断してきたという。コロナ禍が落ち着き、神社の参拝と併せて食事をとりたいと再開を望む声も多く、新たにイタリアンレストランブランドを立ち上げて同店をオープンした。
店舗面積は約40坪。席数はテーブル40席を用意する。店内は、木のぬくもりを感じるダークブラウンを基調にした落ち着いたデザイン。室内の大きな窓から浜松八幡宮のご神木をはじめとする木々を臨み、自然感じる空間にした。
「体が喜ぶイタリアン」をコンセプトに、楠倶楽部グランシェフの一瀬安孝さんが手がける3種類のコース料理を提供する。季節の食材を使い月ごとにメニューをアレンジする。
「Aコース」(2,200円)は、「前菜プレート」「かぼちゃの冷静ミニスープ」「天然酵母パン」などを用意。メイン料理は「牛肉のタリアータ 赤ワインソース」、デザートは「イチジクとクルミのパウンドケーキ」を提供する。「Bコース(3,300円)」は、Aコースに「サンマとツルムラサキのリングイネ」などのパスタが加わる。「Cコース(5,500円)」は、さらに魚介のメイン料理も提供する。
楠倶楽部支配人の増田晴彦さんは「要望に応えてようやくレストランを再開できうれしい。忙しい日常から離れ、おいしい食事と一緒にゆっくりとした時間を過ごしてもらいたい」と話す。
営業時間は11時~14時。月曜・木曜・金曜営業。