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浜松・東田町に「肉まぶし」専門店 和風だしで食べる地元ブランド黒毛和牛

地元ブランド黒毛和牛「静岡そだち」を使う「肉まぶし膳」

地元ブランド黒毛和牛「静岡そだち」を使う「肉まぶし膳」

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 肉まぶし専門店「黒毛和牛 肉まぶし ふじ田」(浜松市中区東田町、TEL 070-8345-2552)が10月20日、オープンした。

和風だしをかけて味わう「肉まぶし」

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 店主の藤田隼介さんは、和食テイストを盛り込んだ創作料理店「WINE & JAPANESE GRILL FUJITA(ワインアンドジャパニーズグリルフジタ)」と、肉料理などを提供する古民家レストラン「ゑふすたいる」(西区湖東町)を手がける。

 より牛肉の魅力を伝えられる店を作ろうと、「肉まぶし」に着目。「グリルフジタ」の店舗をそのまま利用し、ランチタイムのみ別コンセプトで営業する同店のオープンを決めた。「肉まぶし」は、「ひつまぶし」をアレンジした料理で、ウナギの代わりに牛肉を焼き上げる。藤田さんは「特別な日の会食や仕事の接待など、地元ブランド牛の味を楽しんでほしい」と話す。

 店舗面積は約30坪。席数は、テーブル=20席、カウンター=5席。店内は、黒とグレーを基調にした落ち着いた雰囲気の和モダン空間。エントランスに石を並べ、セラミック製のシックな家具を使うなどして高級感を演出する。

 肉まぶしは、2種類のメニューを用意。やわらかくきめ細やかな肉質が特徴というブランド牛「静岡そだち」のAランクのみを使う「黒毛和牛 肉まぶし御膳」(4,290円)と、一頭から2~3キロしか採れないという希少部位「トモサンカク」を使う「三ケ日牛ローストビーフ 肉まぶし御膳」(3,740円)をそろえる。いずれも、刺し身・自家製豆腐・デザートなどをセットにする。

 茶碗に取り分け、1杯目はそのまま、2杯目はネギやワサビなどの薬味をのせ、3杯目は和風だしをかけた茶漬けとして、3通りの食べ方で味わうよう勧める。「温かいまま食べてもらいたい」と、和風だしは食べる直前に提供するという。

 重箱に盛り付けて提供する、「静岡そだち」を焼き上げた「黒毛和牛 ステーキ重御膳」(3,960円)も用意する。岡山県産「和たまご」使い、ふわふわの食感に蒸し上げる「自家製だし巻きたまご」をはじめとした料理も併せて提供する。

 藤田さんは「今後は、家族連れも楽しめるように子ども用メニューも用意する。落ち着いた雰囲気の個室でゆっくりと過ごしてもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~14時30分。月曜・火曜・水曜定休。

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