徳川家康をテーマにした親子向け体験イベント「戦国フェスティバルin出世の街浜松」が11月25日、浜松出世パーク(浜松市中区元城町)で開かれる。
NHK大河ドラマ「どうする家康」の舞台の一つになっていることなどを踏まえて浜松市が企画した。家康の若き日の活動拠点だったとされる浜松城の見える会場で、チャンバラ合戦や赤外線を使った手裏剣バトルなどを通じて歴史を学んでもらう狙いがある。
目玉のチャンバラ合戦は、やわらかいスポンジ製の刀を使い相手の腕についたボールを狙い落すゲームで、家康が出陣した「三方ケ原の戦い」などを基にしたオリジナルストーリーで展開する。ゲームは、10時30分と13時30分、15時30分の3回行い、1回当たりの定員は200人。2チームに分かれて多数決で勝敗を決める「全滅戦」や、大将が討たれた時点で負けとなる「大将戦」に挑戦してもらう。5歳以上が対象で参加には事前申し込みが必要。参加費は1人500円。
このほか、スポンジ製の刀の絵付けやオリジナル缶バッジを作る有料のワークショップや、無料で楽しめる赤外線を使った手裏剣バトル、合戦武将隊による演舞などもある。
同イベントを運営するIKUSA(東京都)の広報を担当する小谷野真歩さんは「世代を超えて楽しめるイベントで、地域を改めて知る機会につながるはず」と話す。
開催時間は10時~17時。雨天延期。