「いこいラーメン 浜北店」(浜松市浜北区新原、TEL 090-5628-4941)が12月1日、オープンした。
磐田市に本店を構えるラーメン店「いこい」は、浜北店店主の内山巧崇さんの祖母久代さんが約50年前に創業した老舗の人気店。火加減や煮込む時間を調整しながら丁寧に下準備して炊き上げる透き通ったスープを使うシンプルなラーメンを提供する。内山さんは、2号店となる「さぎさか店」(磐田市)で約10年間修業。かねてより独立を考えていた内山さんは妻の可奈子さんと一緒に、のれん分けして同店のオープンに踏み切った。常連からの要望が多かったため、出店先は浜松市に決めたという。内山さんは、「物心ついた時から祖母のラーメンが好きだった。祖母の味を引き継ぎ、毎日食べたくなるようなラーメンを提供していきたい」と話す。
店舗面積は約25坪。席数は、テーブル=12席、カウンター=12席、個室=1室6席。内装は「さぎさか店」をイメージしてデザインし、赤色をアクセントカラーに使うシンプルな空間に仕上げた。駐車場は12台分を用意する。
看板メニューの「塩ラーメン」(650円)は、豚ガラベースの透き通るスープと細めのちぢれ麺を合わせて仕上げる。バターのコクを加えた「塩バター」(750円)や、すりおろしたニンニクを別皿に添えて提供する「ニンニク」(850円)なども用意する。このほか、脂のしつこさのないシンプルな味わいの「チャーハン」(650円)、「ギョーザ」(6個=300円)、「しょう油ラーメン」(650円)などもそろえる。
今後SNSの開設を予定しており、少しずつ周知されるように期待する。「昔ながらのあっさりとしたラーメンなので、子どもからお年寄りまで好きになってもらえる。夫婦2人で頑張っているので、足を運んでもらえたら」と話す。
営業時間は11時~15時。金曜・土曜・日曜は17時~20時も営業する。木曜定休。