総務省が2月6日に公表した2023年家計調査で、浜松市の2人以上世帯当たりのギョーザの購入額が4,041円となり3年ぶりに全国1位に返り咲いた。
都道府県所在地や政令指定都市で、スーパーやテイクアウト専門店などで購入した生や調理済みのギョーザを対象に調査。飲食店などでの持ち帰りを含めた外食や冷凍食品は含まないという。ご当地グルメ「浜松餃子(ぎょうざ)」で知られる浜松市は今回、前回を607円上回る支出金額となった。2位は宮崎市(3,498円)、3位が宇都宮市(3,199円)と続いた。
浜松餃子学会で広報担当を務める花枝一則さんは「毎年の順位にはこだわっていないとはいえ、全国1位になったのはうれしい。学会としても浜松餃子を軸にしたPR活動に勢いがつく」などと語る。
浜松市観光・シティプロモーション課の小粥圭一シティプロモーショングループ長は「浜松市民のギョーザ愛が実を結んだ形になった。順位にこだわらずギョーザの街として広く知ってもらえるのはうれしい」と話す。