うなぎ料理店「浜松地焼 鰻(うなぎ)まさ」(浜松市中央区砂山町、TEL 053-488-6020)が1月31日、JR浜松駅南口近くにオープンした。
「地元・遠州人に喜んでもらい、自慢したくなる店を開こう」と浜松名物のウナギに着目し準備を進めてきた。夏場は浜名湖産や愛知・一色産、冬場は中国産を中心にした1尾330グラム以上のウナギを高温の炭火で一気に焼き上げるのが特徴で、浜松産のぶどう山椒(さんしょう)や浜名湖産の青のり、浜松市に本社を置く老舗のわさび漬と共に味わってもらうなど食の提案にこだわる。
木材を生かした「シックでモダン」にまとめた同店の店舗面積は25坪で、カウンター6席、テーブル席24席、座敷8席を用意した。富士山をモチーフにした絵画や生け花を飾り、華やかさも演出する。メニューは「うなぎ丼」(3,190円)をはじめ、「上うなぎ丼」(4,730円)肝焼きが付いた「肝入り上うなぎ丼」(5,610円)、「上おひつ鰻」(4,950円)ウナギ1尾を使った「特重(特上うな重)」(5,280円)など。「上うなぎ丼」「上おひつ鰻」などの一部は白焼き付きのメニューを用意したほか、定食や単品料理、地酒などもそろえる。
店主の越川淳さんは「浜名湖をはじめ浜松には豊かな食を育む財産がある。自慢できる遠州の食文化を広く楽しんでもらい、自慢できる店に育てていきたい」と話す。
営業時間は11時~21時。