韓国料理店「コリアンダイニング ハヌル」(浜松市中央区大工町、TEL 053-413-2880)が2月3日、リニューアルオープンした。
韓国・釜山出身で、店長のパク・エースクさんが、古里の家庭料理を提供する飲食店「黄金の豚」を8年間営業してきたが、料理長の引退に伴い店舗の今後の営業の在り方を検討。旧店舗で昨秋から修業を積んだ若手の岩本実香穂さんを新たな料理長として起用し、非日常感を生み出す空間づくりを意識した店に衣替えした。店名の「ハヌル」は韓国語で「空」を意味する。岩本さんは「ゆったりとした穏やかな空間で楽しく過ごしてもらいたいとの願いを込めた」などと説明する。
茶色を基調にした店舗の面積は約10坪で、カウンター6席、テーブル16席を用意する。豆モヤシとホウレンソウ、ゼンマイのナムルの盛り合わせや春雨と野菜を炒めたチャプチェ(以上1,000円)、チーズスンドゥブチゲ(1,500円)、鶏を丸ごと1羽使ったサムゲタン(3,800円)など、約30種類のメニューをそろえる。韓国の酒類も「充実させた」と言い、「TERRA」などのビールをはじめ、「福順都家」などのマッコリ、チャミスルなどの焼酎を含めて50種類ほどをそろえる。
岩本さんは「一人でも気軽に立ち寄り、韓国の酒類や食事を楽しんでもらえるような店を意識している。浜松の野菜なども生かして今後提供できたら」と話す。パクさんは「幅広い年代に韓国の食を知り、喜んでもらえるよう、きめ細やかなおもてなしをしていきたい」と話す。
営業時間は18時~22時(金曜・土曜は翌2時まで)。日曜・月曜定休。