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浜松・大人見町にハンバーガー専門店 自家製食材で「オンリーワン」目指す

「オンリーワンクオリティー」をコンセプトに掲げるハンバーガー専門店「ブリンク バーガー シーオー」

「オンリーワンクオリティー」をコンセプトに掲げるハンバーガー専門店「ブリンク バーガー シーオー」

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 ハンバーガー専門店「BLINK BURGER Co.(ブリンク バーガー シーオー)」(浜松市中央区大人見町)が7月20日、オープンした。

「ブリンク バーガー シーオー」の店舗外観

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 魚の卸売や飲食業などを手がける「ブルーリンク」(中央区)が運営する同店。ハンバーガー専門店を開こうと考えていた同社社長と、ハンバーガーのキッチンカー経営の経験を持つ店長の北崎貴之さんが出会ったのをきっかけにオープンした。

 北崎さんは元々別の業界で働いていたが、飲食店でのアルバイト経験の中で、作った物を目の前で味わい、眼の前で喜んでもらえる仕事にやりがいを感じ飲食業界へ飛び込んだという。ハンバーガー専門店に勤務した後にキッチンカーを開店した。新たにオープンする店では経験を生かし、「オンリーワンクオリティー」をコンセプトに掲げ、できる限り手作りしてハンバーガーを提供する。

 テイクアウトを中心に営業するが、店内には約30坪のイートインスペースを設け、テーブル=26席、ソファー=12席、テラス=50席を用意する。サーフボードなどを飾る店内は、アメリカ西海岸やハワイをイメージした。調理、注文の受け付け、食事の受け渡しは、屋外にある銀色のトレーラー「エアストリーム」で行う。

 国産牛肉100パーセントのパティは、鉄板ではなく穴の空いたグリラーで焼くため、余分な油が落ち、落ちた油から出る煙が肉を香ばしくするという。良質なカナダ産の小麦粉を独自に配合して作るバンズは、食欲をそそる見た目もおいしいハンバーガーにしたいと特注し、濃い茶色に焼き上げてもらう。

 スタンダードメニューの「ハンバーガー」(1,050円)は、トマトとレタスなどの野菜に自家製バーベキューソースをかけて仕上げる。塩漬けから燻製(くんせい)まで約10日かけて作る自家製ベーコンを使う「ベーコンチーズバーガー」(1,500円)、通常のパティの上に角切り肉のオニオンソース煮込みをのせた「ビーフィーバーガー」(2,100円)などをそろえる。サイドメニューは、「フレンチフライ」(スモール=300円、ビッグ=500円)、「ビスケット」(350円)を用意。不要なメニューを買う必要がなく、好きな組み合わせでハンバーガーを楽しめるようにと、セットメニューはあえて用意しない。

 オープン後は順調で完売する日も多く、夏季連休中は10日間でハンバーガー約1000個を販売したという。北崎さんは「手作りという点にはできる限りこだわり続けたい。食べれば満足してもらえるハンバーガーを用意しているので、一度試してもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~17時。月曜・火曜定休。

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