ホルモン焼き肉居酒屋「ホルモンとこ七(しち)」(浜松市中央区入野町、TEL 053-488-7507)が9月12日、オープンした。
同店は、浜松の中心市街にある人気店「ホルモンとらじ 駅南本店」(中央区砂山町)の姉妹店。とらじの社長と古くからの知り合いだったオーナーの鈴木啓介さんが、とらじの味にほれ込みオープンを決めたという。
店舗面積は約22坪。席数は、テーブル=12席、カウンター=6席を用意。80年代の歌謡曲を流し、内装は昭和レトロの温かみを感じる雰囲気に仕上げた。各テーブルには、油煙を軽減するため排煙ダクトを備える。
ホルモンは、臓器専門の精肉店から下処理をした状態で仕入れ、鮮度の高いものだけを提供するよう品質管理するため、臭みが抑えられるという。看板メニューの「豚ホルモン」(590円)と「牛ホルモン」(630円)をはじめ、「タン」(630円)、「トントロ」(690円)などをそろえる。硬めの食感が特徴の豚の喉の部位「クツベラ」(690円)や、1頭から1枚しか取れないという豚の喉奥の部位「チグチ」(630円)などの希少部位も用意。たれは、みそと塩から選べる。「にんにくのアクセントがあとを引く塩だれは、お酒との相性も良い」と鈴木さん。「牛中落ちカルビ」(980円)や「豚バラ肉」(690円)などホルモン以外の肉や、「もつ鍋」(1~2人前=1,500円、3~4人前=2,980円)もある。
オープン後は、友人や知人などが多く来店し順調な滑り出しという。鈴木さんは「旧西区地域の人たちから愛される店を目指したい。リーズナブルな価格で提供しているので、いちげんさんも気軽に訪れてほしい」と話す。
営業時間は18時~22時(金曜・土曜は23時まで)。月曜・火曜定休。