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浜松のデイサービスで「ブレイキン講座」 機能訓練狙いダンスをアレンジ

川井さん(右から2人目)のカウントに合わせてステップを踏む参加者

川井さん(右から2人目)のカウントに合わせてステップを踏む参加者

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 共生型デイサービス幸(浜松市中央区曳馬、TEL 053-489-5526)が現在、利用者向け「ブレイキン講座」を開いている。

「共生型デイサービス幸」の外観

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 ブレイキンとはブレイクダンスとも呼ばれる米国発祥のストリートダンスで、パリ五輪の競技種目にも採用された。福井県内で熱心に取り組む後期高齢者がいるとの情報を知り、同施設などを運営する会社が検討。昼食後の「くつろぎ時間」の一部を活用する自由参加型で9月16日に開講した。講座で挑戦してもらうブレイキンは、プロダンサーの経験があり現在は同施設の管理者で介護福祉士の川井大輔さんが立って踊る「トップロック」や、決めポーズの「フリーズ」などを利用者のできる範囲内にアレンジした。

 講座の狙いは機能訓練で、車いすなどの椅子に座っても参加できる内容。参加者は機能訓練室の一角に集まり、川井さんのカウントに合わせてステップを踏んだり、ポーズを取ったりして楽しんでいた。ダンスの一定の流れをつかんだ後、参加者の好みの曲などに合わせて体を動かすことを目指す。参加した女性は「動くのは楽しい」「慣れてくればもっと面白くなりそう」と話す。

 川井さんは「回数を重ねるごとに参加者が増えてきた。ブレイキンを通じて、系列の保育園や放課後等デイサービスなどの子どもたちや、地域住民との交流を図ることができれば」と話す。

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