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浜松各所でイルミネーション続々 冬の夜彩る光の演出

「はままつフラワーパーク」のイルミネーション

「はままつフラワーパーク」のイルミネーション

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 恒例のイルミネーションの時期を迎え、浜松市内各所でも続々と点灯が始まっている。

「なゆた・浜北」のイルミネーション

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 遠州鉄道浜北駅前にある複合施設「なゆた・浜北」周辺では、11月2日から来年2月9日まで約6万2000球のイルミネーションをともす。駅前広場のロータリー部分はゾウやウサギ、イルカなどの動物をかたどったトピアリー15体をLED電球で飾る。施設2階から3階の壁面に飾るのは、カーテン状で緑色の電飾。アーケード部分には星形のLEDを使った。施設管理部の石原春美さんは「浜北駅を下りたらすぐ見られるので立ち寄ってほしい」と話す。点灯時間は17~21時。

 はままつ地ビールレストラン「マイン・シュロス」(中央区)では、11月3日から約5万5000球のLED電球を飾る「ランタンガーデン」を開催。近隣の幼稚園や保育園に通う約110人の子どもたちが描いたそれぞれの夢の絵を30個のランタンに貼り付けて中庭に飾る。北側のヨーロピアンガーデンでは庭の中で撮影できるフォトスポットも用意。駐車場から店内にかけて光のトンネルも設置した。支配人の宮津義之さんは「かわいらしい雰囲気に仕上げたので、子どもたちも気軽に訪れてほしい」と話す。点灯は17~22時ごろ。来年2月28日まで。

 「はままつフラワーパーク」(中央区)では「ホッと心があたたかくなる光の世界へ・・・」をテーマに11月23日から来年1月5日まで「フラワー・イルミネーション」を開催。100万球のイルミネーションで園内を飾る。温室内には高さ8メートルのモミの木や、コロナ禍はスペースの確保が難しく設置できなかったという高さ4.5メートルのポインセチアタワーを4年ぶりに設置した。12月にはクリスマスコンサートを開催。噴水ショーのライトアップは全景を見下ろせる場所にあるため、幻想的なショーをじっくりと楽しめるという。このほか、パーク入口に設置するプレゼントボックスの装飾をはじめ、各所にフォトスポットも用意する。点灯時間は17~20時。

 「はままつフルーツパーク時之栖(ときのすみか)」(浜名区)では10月26日から約300万球を使い「2024ー2025ウィンターイルミネーション『光の果樹園』」を開催する。全長130メートルの「光のトンネル」はシンプルな黄色の光で温かみのある空間を演出。地域の企業や学校などの団体がイルミネーション作品を制作する「イルミュージアム」には25作品ほどを展示する。同パークのシンボルツリーである高さ15メートルのクスノキもLEDで装飾する。水と音と光の競演を幻想的に演出するという「噴水ショー」は、今年から音楽とプログラム内容をリニューアルした。1回当たり約8分の公演を1日6回行う。営業部の勝田みどりさんは「小型犬も一緒に入園できるほか大型犬が入園できる日も設けているので、家族で足を運んでもらえたら」と話す。来年2月24日まで(1月26日以降は金曜・土曜・祝日のみ開催)。17時ごろ~21時に点灯する。

 「はままつフラワーパーク」の営業時間は、11月23日~30日=平日9時~20時(土曜・日曜は20時30分まで)、12月1日~28日=10時~20時、12月23日~25日=10時~20時30分、来年1月1日~5日=10時~20時。12月29日~31日は休園。入園料は、大人(高校生以上)=500円(200円分の買い物券付き)、中学生以下無料。

 「はままつフルーツパーク時之栖」の営業時間は9時~21時。火曜定休。12月23日~来年1月5日=11時~20時30分。17時以降に入園する場合は噴水ショー観覧チケット付きになり、一般(中学生以上)=1,800円、小学生=1,200円、3歳~未就学児=500円、2歳以下=無料。早割チケットをPassMarketで販売する。

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