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浜松・板屋町のそば店でイラスト展-人のシルエットをモチーフに

白い壁に展示された作品を見る来場客

白い壁に展示された作品を見る来場客

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 浜松・板屋町のそば店「手打ち蕎麦 naru」(浜松市中区板屋町、TEL 053453-7707)で現在、イラストレーター 友野加奈子さんの個展「キニナルアレ」が行われている。

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 友野さんはフリーのイラストレーター。高校、大学と美術などを学び、大学ではデザインを専攻していた。「大学の頃から趣味の範囲でイラストを描いていた。卒業の頃に応募したコンペで作品が入賞したのを機にイラストでやっていこうと決意した」と友野さん。個展は今回が初めて。

 今回の個展では2009年から最近までの作品88点を展示。作品は鉛筆と色鉛筆で描いた「キニナル人々シリーズ」や「ピープルシリーズ」、アクリル絵の具と鉛筆で描いた2009年ごろの作品など。「人の輪郭やシルエットが好きで、人をモチーフにした作品が多い。子どものしぐさやおじさんのちょっとした動きにかわいさを感じたりする。人の絵といっても似顔絵ではなく、人から受けたインスピレーションを描く感じ。雑誌の写真や自分で撮りためた写真などを見て描くことが多い」と友野さん。

 会場ではポストカード(150円)なども販売。展示する全作品は800~3,000円で販売も行う。

 「来てくれた人からは『余白が面白い』や『かわいい』と褒めてもらったりした。水曜・土曜・日曜と平日18時以降は会場にいるので気軽に声をかけてほしい。感想などが聞きけたら」と友野さん。「そば屋のギャラリーなので、おいしいそばを食べるついでにふらっと寄ってもらえれば」とも。

 開催時間は11時30~20時。月曜定休。今月17日まで。

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