
「中田島オータムフェスタ2025」(TEL 053-425-1120)が10月4日、遠州灘海浜公園(風車公園)で開催される。
浜松市中央区地域力向上事業(南地域)の一環。中田島エリアがもつ観光資源「中田島砂丘」や「浜松まつり会館」の認知度を高め、地域の魅力を広く伝えることを狙う。防災や健康、文化に触れられる体験イベントを組み込みながら、地元民や旅行者に地域の魅力を発信する。
当日は、防災分野で震度7相当の揺れを体感できる起震車が登場する。ARを使った防災体験も行い、現実空間に映し出される災害のシミュレーションを通じて、非常時の行動を考えるきっかけを提供する。
移動天文車「きらきら号」による太陽観察会も初開催する。黒点やプロミネンスなど昼間に観測できる天体を紹介する。このほか、交通安全体験コーナー、ロープワーク、応急救護体験、ふわふわ遊具、ステージイベント、ノルディック・ウォークなど多彩な企画をそろえる。
飲食ブースでは、地元の人気店やキッチンカー9店が出店予定。漬けマグロ串カツや牛タン串焼き、クレープ、アイスコルネットなどを提供する。浜松山里いきいき応援隊による「天竜焼き」の販売も行う。
ステージには、可美和太鼓同好会、江南吹奏楽クラブ、プアケニケニ(フラダンス)など計7団体が出演予定。音楽や踊り、和太鼓、合唱など、幅広い世代が楽しめるプログラムを企画する。
浜松市中央区南行政センター地域振興課の山口典子さんは「防災体験やステージイベントなど多くの企画を詰め込んだ。子どもから年配者まで、たくさんの人に来場してもらえたら」と話す。
開催時間は10時~15時。入場無料。