「炭焼きしゃぶしゃぶ馳(はせ)」(浜松市中央区肴町、TEL 050-8893-6336)が11月17日、オープンした。
子どものころから母親が作る料理に興味を持ち、飲食業を志したという店主の長谷川龍也さんは「和風ダイニングさくら」(浜松市中央区元城町)で8年間修業。料理と仕入れを学んだ。その間、各地を旅行する中で牛タンや天然ぶりのしゃぶしゃぶと出合い、「浜松にもこの味を広めたい」との思いから独立を決めたという。
店舗面積は約17坪。席数は、カウンター8席、テーブル席10席の計18席。最大23人までの貸し切り利用にも対応する。内装は和モダンのテイストで木のぬくもりを感じさせる落ち着いた雰囲気となっている。
メインのしゃぶしゃぶは「国産牛タン」(2,800円)と「天然ぶり」(2,600円)を用意。牛タンはさっぱりした中に歯応えがあり、天然ぶりは口の中でとろけるような食感を大切にしているという。たれは、レモンベースやオレンジベースの手作りポン酢を用意する。
炭焼きは「特上牛タン」(2,500円)と「特上牛ハラミ」(1,800円)を備長炭で焼き上げ、独特の香ばしさが特徴。全国の旬の海鮮を集めた「お刺身舟盛り」(2,000円~)は1人前から提供している。
長谷川さんは「味へのこだわりはもちろん、知る人ぞ知るというような、隠れ家的な雰囲気を大切にしていきたい」と話す。
営業時間は17時~23時(金曜・土曜は翌朝4時まで)、日曜定休。