ラム(子羊肉)を店主の市野聡さん使った「極薄」しゃぶしゃぶ専門店「茶カフキ」(浜松市中央区肴町、TEL 053-523-7807)が3月15日、オープンした。
店主の市野聡さんは本業が予備校の数学講師。「もともとラムは臭みがあって苦手」(市野さん)だったが、10年ほど前、北海道在住の友人に勧められ、初めてラムしゃぶしゃぶを食べたところ、そのおいしさに驚いたという。以来、「定年後の選択肢の一つ」として、ラムしゃぶしゃぶ店の経営を思い描いてきた。たまたま常連として通っていた浜松市内のダイニングバーが閉店し、オーナーから店舗を引き継ぐことで一足早く夢が実現したという。市野さんは茶道師範の資格も持ち、店名も「茶」にこだわった。
聡さんの妻で店長の妙恵子さんは「浜松にはラムしゃぶしゃぶ専門店はまだほとんどないのでは。この味を浜松に広めたい」と話す。
店舗面積は約15坪。席数は、カウンター席6席、テーブル席16席の計22席。
しゃぶしゃぶに使うラムはオーストラリア産の肩ロースで、1ミリ以下の薄さにスライス。肉の厚さがほんの少し変わるだけでにおいや味がまったく違うため、市野さんと妙恵子さんは何度も試行錯誤を繰り返し、「おいしさ」の限界を追求したという。「極薄なので臭みもほとんどなく、ジューシー。淡白すぎず、あぶらっぽさもない」と市野さん。
人気メニューは「極薄ラム&ポーク コース90分」(飲み放題付き=6,400円、食べ放題のみ=4,900円)。ポークは、柔らかな歯応えの三元豚肩ロースをラム同様1ミリ以下の薄切りにして提供する。スープは「白味噌(読みがな)仕立ての豆乳だし」「濃厚トマトの旨味(読みがな)だし」「旨味引き立つ昆布だし」「薬膳ウーロンだし」から2種類を選ぶ。サイドメニューの「イカゴロ風ルイベ」(650円)はミソを使って「イカゴロ(=イカのはらわた)」の風味を再現している。
市野さんと妙恵子さんは「ラムが苦手な人も一度、味わってほしい」と話す。
営業時間は17時~22時。火曜定休。