浜松・古人見のガソリンスタンド内にカフェ「沖縄カフェ 果報(カフー)」(浜松市西区古人見、TEL 053-485-1830)がオープンして2カ月が過ぎた。
8月末目でのマスクメロンを使ったかき氷「マスクメロンかき氷」
店舗面積は約10坪。オーナーの古橋秋仁さんは「うちはフルサービスのスタンドだが、世間的にはセルフサービスのガソリンスタンドが増えている。運営は難しいが、うちのようなスタンドは災害時の救助活動や地域の人の集まる場所としても必要だと思うので、何とかして地域に残していきたいと思い、できることを考えていた。そこでサービスルームを使ってカフェができないかと思いついた」と振り返る。
メニューは、「軟骨ソーキそば」(450円~)、「沖縄そば」(350円~)、「かき氷」(300円~)、「水出しアイスコーヒー」(250円)などで、そばの麺は沖縄の製麺所から直接仕入れている。かき氷に使うシロップは全て自家製で合成着色料を一切使っていない。かき氷は御前崎から仕入れたイチゴを煮こんで作る「紅ほっぺ」や沖縄から仕入れる金時豆をつかった「沖縄ぜんざい」(各500円)などで、期間限定で古人見産のマスクメロンを使った「マスクメロンかき氷」(600円)も8月末まで用意する。
店内では古人見在住の作家がしっくいで作った手作りのシーサーや沖縄から仕入れた琉球グラスなどの雑貨も扱う。サーフショップ「Mains」(舞阪)のサーフボードも展示し、希望者には貸し出しも行う。
古橋さんは「沖縄やサーフィン、夏が好きで、沖縄のそばを浜松で食べさせたいと思って開いた店。沖縄のイメージを壊さないよう、本場の物を使ったおいしいものを提供したい。かき氷なども極力添加物を使わないようにし、子どもにも安全なものを作りたい」と話す。「将来はカフェだけを独立し、この土地で続けていければ」とも。
営業時間は8時30分~18時30分(日曜は9時~17時)。