10月1日に完成予定の、浜松駅前の全天候型ギャラリーモールの愛称が「ソラモ」に決定した。
同所は遠鉄百貨店(浜松市中区砂山)と今年11月に完成予定の新館の間に位置し、その場所全体に屋根が設置される。完成後はイベントや貸しスペースとして利用される予定で、今年6月から一般に向け愛称を募集していた。
提案したのは千葉県在住の有安忠男さん。「ソラモは『空+モール』の造語で、全天候型で青空が見えるモールであり、青空が広がるがごとく浜松の明るい未来が見えるイメージを持っている。カタカナ3文字で短く、五感も良く、わかりやすい親しまれるネーミングである」が決定の理由。
今回の応募総数は516件で、5歳~60歳以上と年齢幅も広く、県外からの応募もあった。集まった応募作は浜松まちなかにぎわい協議会による第1次審査で10点に絞り込み、第2次審査のポータルブログサイト「Hamazo」の人気投票でさらに5点に絞り込んだ。最後は同協議会と選考委員会の選考により愛称が決定した。
同協議会の山内大輔さんは「ソラモに行くとイベントや展示会などが開催されていて、楽しい、憩いの空間といった場所になってもらえれば。待ち合わせに使われるような、市民に親しまれる場所になってほしい。ソラモから周辺の商店街への回遊が起こり、中心市街地の活性化につながることにも期待している」と話す。
10月1日には、オープニングイベントの開催を予定する。