新東名高速道路の開通記念として3月20日、下り線浜松サービスエリアで「見て実感!歩いて体感!わくわく新東名」(浜松市主催)と本線を歩く「新東名開通記念特別ウォーク」(遠鉄主催)が開催される。
新東名高速道路は4月14日、御殿場ジャンクションから三ケ日ジャンクションまでを結ぶ162キロメートルが開通する。
「わくわく新東名」のイベントでは道路工事を実際に作業した工事用車両や大型消防車、新東名開通記念用ラッピングバスなどの特殊車両の展示コーナーや、サービスエリアから新東名本線を周遊するウオーキングスタンプラリー、消防団音楽隊のコンサートなどが行われる。当日は「家康くん」「うなぎイヌ」「のたね」などの浜松市のキャラクターも集合。サービスエリアでは浜松商工会約30店舗による五平餅やまんじゅう、豆腐、工芸品などや炊き込み御飯の上に甘露煮のアユを載せた「あばれ天竜 鮎弁当」(個数限定)物産展も行う。鮎弁当は開通後のサービスエリアでも販売予定。
「新東名開通記念特別ウォーク」は「はままつフルーツパーク」(北区都田)の正門からスタートし、景色を見ながら新東名高速道路の約11キロメートルを歩く。
両イベント共に当日は駐車場がないため、臨時駐車場から無料シャトルバスでの移動となる。第1臨時駐車場の浜松北地域自治センターには約1200台、第2臨時駐車場の都田南小学校には約500台を収容できる。浜松駅からフルーツパーク駅までの遠鉄バス臨時便も増発予定。
浜松市役所道路課の五十嵐さんは「徒歩で立ち寄るという機会は貴重なので、ぜひ遊びに来てもらえたら。新東名開通により今後の広域・交通が活発になることを期待している」と話す。
「わくわく新東名」の開催時間は10時~15時。「新東名開通記念特別ウォーク」のスタートは9時~11時30分、ゴール受け付け時間は11時~15時30分。いずれも事前の申し込みや参加費は不要。