「アクトシティ浜松」(浜松市中区板屋町)の音楽工房ホールで4月6日、静岡出身のピアニスト長谷川由輝子さんのピアノリサイタルが開かれる。
主催は長谷川由輝子ピアノリサイタル実行委員会(TEL 053-461-6002)。
長谷川さんは大学院修了後、国際ロータリー財団の親善大使として2005年からオランダに渡って研さんを積み、現在はアムステルダムに在住。浜松市楽器博物館での勤務経験もある。今回のリサイタルについて実行委員の長谷川由美子さんは「出身地であり音楽の盛んな浜松で主催の演奏会を開きたいと思い開催を決めた」と話す。
当日はショパン「舟歌 嬰ヘ長調 作品60」、シューマン「クライスレリアーナ 作品16」、ベートーベン「ソナタ 第31番 作品110」、リスト「バッハの名によるファンタジーとフーガ」の全4曲を演奏する。同プログラムについて、長谷川さんは「特にシューマンは学生時代の研究対象であったこともあり、思い入れが強い。心に響くような音色を、心を込めて奏でる。地元の人たちに6年間のオランダでの研究成果を聴きに来ていただければ」と話す。
今後も浜松とアムステルダムを拠点に演奏活動を行い、浜松周辺地域で同郷の友人と演奏会を開く予定。
18時30分開場、19時開演。料金は、一般=2,000円、学生=1,000円(全席自由)。