浜松・田町に学生バー「Bar for Bridge(バーフォーブリッジ)」(浜松市中区田町、TEL 080-4818-5654)がオープンして1カ月がたった。
スタッフの井原さん、曾根田さん、渡部さん、加藤さん、向井さん
同店は6カ月間の限定営業。学生兼代表の向井拓真さんが飲茶ダイニング店「Qoolong(クーロン)」の利用客として来店した際に「飲食店を開店したい」とスタッフの岩瀬拓馬さんに相談したところ、系列店で結婚式の二次会などに貸し切りで使っている「Chill out(チルアウト)」を紹介され、同じ大学生の仲間を募って開店にこぎ着けた。
スタッフは向井さんのほかに静岡大学と静岡文化芸術大学の曽根田悠貴さん、井原裕斗さん、渡部清花さん、加藤佑貴さん、長瀬翔さんの6人。「学生のうちに今だからできることがしたかった」と向井さんは話す。
店舗面積は40坪。席数はカウンター6席、テーブル94席の計100席。店のコンセプトは「人と人との架け橋となるBar」。店舗名もコンセプトにちなみ付けられた。入り口には来店客の写真が貼られたボードを設置し、写真で知人の来店を知るなどして交流を広げている。「利用客同士でのコミュニケーションツールとして役に立てば」と向井さん。
ドリンクはスタンダードカクテルやウイスキーなど約70種のアルコールを用意。ピーチリキュールとパッションフルーツリキュールにレモンジュースを加え、赤ワインをフロートさせたオリジナルカクテル「ゆとりオンザファイヤー」(700円)も今回の開店に合わせて考案した。
「6カ月間、常に全力で学生だからこそできるような面白い店にしていきたい」と向井さん。「現在社会人との交流会などのイベントも予定している。メンバーを含む、店に来てくれた全ての方の夢や目標の出会いのきっかけとなりつつ、新たな情報の発信の場になれたなら」とも。
営業時間は20時~翌2時(土曜は18時~翌5時)。「Chill out」の予約がある場合は休み。