天竜観光協会(TEL 053-925-5845)は、8月25日に浜松・鹿島で開く「鹿島の花火大会」(浜松市天竜区二俣)のボランティアスタッフを募集している。
毎年8月に行われ120年の歴史を持つ同花火大会は、昨年東日本大震災の影響で中止となり、今年は2年ぶりの開催となる。ボランティアスタッフを募るのは今回が初めて。同大会担当者は「協会員の減少と高齢化のために花火大会の運営を行うのが難しくなってきた。若い方の力を貸していただきつつ、この活動を機に天竜を知ってもらいたい」と話す。
募集は当日の「会場設営ボランティア」(約20人)、「警備ボランティア」(約10人)、翌日の「会場片付けボランティア」(約20人)の3部門。条件は18歳以上の健康な人。当日は活動時間内に食事も支給される。会場設営ボランティアは作業終了後に桟敷(さじき)席で花火を見ることができる。会場設営と警備ボランティアの重複応募も可能。
「鹿島の花火大会は歴史があり音響も良い。昨年は震災のためやむなく中止となってしまったが今年はその分、鎮魂の意味合いも兼ねている。ボランティアの方にはそれらも理解してもらい、一緒に良い花火大会を作っていきたい」と同協会担当者。
申し込みは7月31日まで。同協会で受け付ける。募集の詳細はホームページで確認できる。