浜松・大久保に7月8日、カフェ・クロージング店「LILY OF DA VALLEY(リリーオブダバレー)」(浜松市西区大久保、TEL 053-485-6368)がオープンした。
オーナーの佐野史織さんは東京で勉強しながらアパレル関係の仕事をしていたが、自分の店を持つ夢をかなえるためと「浜松が好き」という理由から昨年8月に帰郷。実家の「さの寿司」に隣接し、祖母が運営していた雑貨店を10月ごろからリフォームして今回のオープンにこぎ着けた。佐野さんは「帰省後は仕事をしながら開店の準備やリフォーム作業をしていたのでドタバタで大変だった」と振り返る。
店舗面積は約50坪。席数はカウンター3席を合わせて計12席。店舗はパステルグリーンの明るい印象だが、入り口横に旧店のタバコの販売窓口が残っている。店内は佐野さんが塗装した白い壁と木の床で仕上げ、ファッション映像を映すプロジェクターも備える。店内奥には試着室を設ける。
メニューは「ツナとトマトのジュノベーゼ」「グリーンカレー」(以上1,200円)など。ドリンクはコーヒー(400円)、紅茶(300円)、カプチーノ(500円)などのソフトドリンクのほか、ビールやウイスキーなどのアルコールもそろえる。ランチはサラダ、スープ、ドリンク、デリがいずれも付いた「じっくり煮込んだチキンのトマト煮込み」「特製ハーブチキン」(以上1,000円)なども。
服はレディスウエアがメーンで、ワンピース(6,400円~)やTシャツ(4,200~5,200円)、ショートパンツ(4,800円)などやファッション雑貨などもそろえる。服や雑貨は佐野さんが直接ロサンゼルスや韓国などへ買い付けに行く。
今後について、「オープン時は多くの知り合いが来てくれたが、知らない人も気軽に入れる店にしたい。人がもっと集まるところにしたい」と佐野さん。「看板がまだないのでこれから付けたい。年1回ぐらいの割合で音楽などのイベントも開きたい」とも。
営業時間は11時~23時(金曜~日曜は24時まで)。水曜定休。