浜松・半田山に7月2日、イタリアレストラン「incontoro(インコントロ)」(浜松市東区半田山、TEL 053-571-4517)がオープンした。
オーナーシェフの木村友則さんは独立開業を目標に14年間、東京のフレンチ、イタリアンレストランで修業を積んだ。4年前から妻の地元である浜松に移り住み、他の業種で店舗経営について学んだ後、今回のオープンに至った。「料理を始めたころから自分の店を持つことが夢だった。経験を生かしてフレンチの素材や手法を使ったイタリアンを提供したい」と木村さん。
店舗面積は20坪。席数は26席。内装は白と木目を基調とし、中央にはオープンキッチンを配置して調理の様子を見ながら食事ができる「ライブ感」にこだわる。このほか、子ども連れに配慮して「子ども専用の椅子」も用意するなどして親しみやすい雰囲気に仕上げた。「気軽にワンランク上の料理が楽しめるレストランを目指している」
ランチ(1,450円~4,800円)とディナー(2,750円~5,500円)は各4種類のコースを用意する。コースのパスタは「浜名湖産あさりのクリームソース」「甲殻類のだしであえたリングイーネ」など。メーンは「牛ロースのタリアータ」「本土津の鮮魚ソテー」などでランチとディナーで内容を変える。
料理のコンセプトは「手間暇を惜しまないこと」。前菜の「玉ネギのパンナコッタと魚介のマリネ」は玉ネギを炒めるのに半日以上をかけ、マリネのソースも4種類作る。素材は「生産者の顔が見えるもの」にこだわり、旬の地場産野菜や魚介類を基本に使う。
「幅広い年代の方に食べていただき、笑顔で帰ってもらいたい」と木村さん。「立食パーティーも受け付けているので、団体の方にも積極的に利用してもらえれば」とも。
営業時間は11時~14時、17時30分~21時。月曜、第1・第3火曜定休。