浜松の住宅会社リポーズ(浜松市中区高丘北3)は6月初旬より、外壁のほとんどに地元産天竜杉ムク板を張ったエコ住宅の建築を開始した。現場は北寺島町で、建築面積は230平方メートル。
建築基準法の改正により、他の指定材料との共同防火材とすることで、防火地域以外であれば、この「板張りの外壁」の施工が可能になったという。
同社リポーズの名倉武さんは「面積の広い外壁部分に地元産の杉材を多用することで、暮らしの快適さに加え、木材の需要を促し林業の復活が期待できるうえ、山林に手が入ることでCO2の削減にも貢献できる」と話す。
同物件の完成は11月中旬を予定。