浜松・高丘北に9月27日、カフェ「町家カフェ 太郎茶屋鎌倉」(浜松市中区高丘北、TEL 053-438-3386)がオープンした。
関西を中心にフランチャイズ展開する同店は、全国で39店舗目。浜松初出店となる。店主の秋葉幸子さんは同店が出店する前、同所でカラオケ店を17年間経営していたが2010年2月に閉店。土地が空いたままで「何かできることはないか」と思案していた際に「フランチャイズ・ショー」へ出向いたことを機に出店に至った。
店舗面積は約150坪。席数はカウンター8席、テーブル18席、座敷16席の計42席。内装は黒と木目を基調とし、席を竹で囲んだ半個室制にするなど、和を意識した趣のある空間に仕上げた。
メニューはデザートにこだわり、国産の本わらび粉で作る「鎌倉わらびもち」(400円)や生地にわらび粉を使って焼き上げたシフォンケーキ「千姫の頬」(480円)、ガトーショコラ(450円)、「鎌倉わらび大福」(400円)など22種類を用意する。「器は料理の衣装」という理念から、食器は全て姫路にある窯元「南条焼太郎窯」の作品を使う。注文後に豆をひく「鎌倉珈琲」(500円)はこの陶器で作られたドリップセットで、客自らがコーヒーを入れることができる。
「ゆっくりと和やかな時間を味わってもらえるように、あまり目をかけすぎない接客を心掛けている」と秋葉さん。「手作りの甘味をたくさん用意しているので、一人でも気軽に立ち寄っていただければ」とも。
営業時間は11時~22時。水曜定休。