浜松市は1月4日から、バイク向けの新しいデザインのご当地ナンバープレートの交付を始めた。
同ナンバープレートは各自治体がオリジナルデザインで交付しているもので、2007年に愛媛県松山市で最初に導入された。2008年には静岡・山梨両県にまたがる富士山周辺の自治体が一斉に富士山型にデザインされたものに変更するなど、各自治体で採用が進んでいる。
浜松市では2011年に市議会で「国産バイク発祥の地」であることをPRするためにご当地ナンバープレートの導入を提案、これをきっかけに企画がスタートした。昨年5月~6月にナンバープレートのデザインを募集し、8月に行われたイベント「バイクのふるさと浜松2012」で優秀作品を披露した。
デザインは、爽やかな水色と黄緑色のカラーのバイクモチーフにナンバーが囲まれたもの。プレート下部分は、車輪の形に沿って曲線でかたどられている。
浜松市財務部市民税課の大橋啓代さんは「交付開始からまだ数日だが、当初の予想を上回る数が交付されている」と話す。「家にある全てのバイクのナンバープレートを持参して一斉に交換された方もいた」とも。
ご当地ナンバープレートは各区役所(中区は元目分庁舎)で交付。既存ナンバーからの交換も受け付けている。手続きの詳細はホームページで確認できる。