浜松駅前の「遠鉄百貨店」(浜松市中区砂山、TEL 053-457-0001)8階で「静岡県の郷土工芸展」が行われている。
静岡県が指定する陶器や細工、織物など22種類の郷土工芸品のうち13種類の工芸品を展示する。浜松からは絹で作られた織物「ざざんざ織」を展示する。会場では日替わりで職人による制作実演を行い、製作の様子を間近で見ることができる。展示作品は購入もできる。
会場では工芸品の制作体験講座も行い、平日は市内6カ所の小学校の生徒を招き漆器や竹細工などの制作を行う。週末の23日・24日は一般向けにつまみ細工や竹細工によるブローチやペンダントの制作体験もできる。
宣伝部の鈴木陽子さんは「工芸品を自分で作るということはなかなかない。この機会に体験してもらえれば」と話す。「静岡県内の多くの工芸品が集まっている。職人さんの作業風景を見たり直接話をしたりしながら楽しんでもらえれば。工芸品の伝統を受け継ぎつつ、デザインを今風にした商品も展示している。若い方にも楽しんでもらえれば」とも。
開催時間は10時~19時30分(最終日は16時30分まで)。入場無料。2月25日まで。23日・24日の制作体験は1日5回。参加費は1,000円~1,500円。