浜松・舘山寺で7月28日、「浜名湖かんざんじ温泉 灯篭(とうろう)流し花火大会」(浜松市西区舘山寺)が行われる。
同イベントは花火が打ち上げられる前に浜名湖内浦湾で灯篭流しを行い、湖上を流れる灯篭と花火が同時に楽しめるのが特徴。花火は22本の特大スターマインを含め約3000発が湖上から打ち上げられる。
灯篭流しは先祖の霊を慰めるために行う。以前はスタッフが海上から流していたが、「自分たちの手で灯篭を流したい」という要望が東日本大震災後に多く寄せられたため、2年前から有料で花火観覧席と灯籠がセットになった「祈願席」を設けた。
浜名湖かんざんじ温泉観光協会(TEL 053-487-0152)事務局長の斉藤隆夫さんは「灯篭流しの静けさと、内浦湾に響く音響の良い花火の音を皆さんに楽しんでいただけたら」と話す。
灯篭流しの時間は19時~19時30分。花火打ち上げ時間は19時50分~20時50分。いずれも荒天順延。祈願席の料金は、中学生以上=1,500円、3歳以上~小学生=1,000円。