浜松・鍛治町に7月25日、ラーメン店「元祖浜松流 流れ星」（浜松市中区鍛治町、TEL 053-457-1505）がオープンした。

タピオカが練り込まれた特注極太麺を使った「元祖浜松流スペシャルつけ麺」

　店主の西尾陽介さんは「浜松べんがら横丁」のラーメン店「竈（かまど）」で2年の店長経験を含む7年の修業を経て独立した。西尾さんは「竈さんで働いていた時に多くのお客さまから『浜松ラーメンを食べたい』と言われ、それが浜松流ラーメンを作るきっかけ」と話す。

　店舗面積は約17坪。カウンター8席とテーブル席8席の全16席。

　ベースとなる豚骨魚介スープには味の奥行きを出すために浜名湖産ウナギの骨と舞阪産シラスを使う。具材は浜名湖産青ノリや浜松ギョーザには欠かせないモヤシやキャベツを使うなど浜松流にこだわる。「つけ麺に添える魚粉もウナギとシラスを使っている」と西尾さん。

　メニューは「元祖浜松流らーめん」（700円）、タピオカが練り込まれた特注極太麺が特徴の「元祖浜松流つけめん」（750円）、魚介スープがベースの「極細醤油らーめん」（680円）、「極細塩らーめん」（780円）、つまみの「浜松ホルモン」（500円）、「浜松餃子」（400円）など。卓上のラー油は自家製というこだわり。

　西尾さんは「浜松ラーメンと広く認知されるように頑張りたい。ラーメン以外のものにもチャレンジしていければ」と話す。

　営業時間は17時～翌2時30分（金曜・土曜・祝日前は翌4時30分まで）。日曜定休。