浜松駅バスターミナル西側の「河合楽器製作所」の看板が8月21日、25年ぶりにリニューアルされた。
同看板は1966(昭和41)年の「浜松駅前ビル」(中区旭町)完成に合わせて設置。1988(昭和63)年にリニューアルされ、浜松駅北口から見える大看板として45年にわたって点灯してきたが、2011年に発生した東日本大震災による電力不足の対応により同年3月14日から消灯した。
リニューアルにあたり看板を「KAWAI PIANO」のローマ字表記とグランドピアノをアイコン化したデザインに変更。以前はビルの3面に看板を配置していたが、周辺にビルが増え看板が見えづらくなることを考慮してバスターミナル側の1面のみとした。照明は消費電力が少ないLEDに変更し、電気使用量を87%、二酸化炭素排出量も約80%削減した。
同社広報課の杉山実穂さんは「浜松駅前の活性化につながれば」と期待する。
点灯時間は日没~23時。