プレスリリース

【鈴与商事×PowerX】太陽光PPA+蓄電池による事業モデルの構築開始について

リリース発行企業:株式会社パワーエックス

情報提供:

鈴与商事株式会社(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:伊藤 正彦、以下、鈴与商事)は、太陽光発電と蓄電池を組み合わせたPPA(電力販売契約)事業モデルの構築に向け、大型定置用蓄電池等を製造する株式会社パワーエックス(本社:東京都港区、取締役兼代表執行役社長CEO:伊藤 正裕、以下、パワーエックス)と協業し、グループ会社の工場敷地内へのシステム設置および事業モデル構築に向けた実証を開始することをお知らせいたします。

 本事業では、鈴与エコプロダクツ株式会社(本社:静岡県袋井市、代表取締役社長:岩崎 栄二、以下、鈴与エコプロダクツ)の本社工場敷地内に太陽光発電システムを設置し、発電した電力をオンサイトPPAスキームで工場内に供給いたします。その際に発生する余剰電力は蓄電池に充電し、夕方以降に放電することで行内の電力の効率的な利用を図ります。

 さらに、蓄電池に充電された余力分の電力について、鈴与商事が電力の安定供給や需給バランスを調整する「アグリゲーター」として充放電制御を行い、容量市場や需給調整市場での運用を検証してまいります。また、工場で利用しきれない余剰電力については、鈴与グループ各社や民間企業向けに、オフサイトPPAとして供給いたします。

 現在、蓄電池ビジネスにおいては、価格変動や収益性の課題が投資回収の大きな障壁となっております。このような課題に対し、本事業では鈴与商事がアグリゲーターとして、タイムシフト※1、ピークカット※2、インバランス回避※3などの最適運用制御を実施し、蓄電池ビジネスにおける収益力※4の向上および太陽光+蓄電池の最適運用モデルの早期確立を目指してまいります。

※1 タイムシフト:電力需要に応じた供給調整
※2 ピークカット:需要のピーク時間帯に電力を供給し、電力コストを削減
※3 インバランス回避:電力需給の不均衡を最小化
※4 収益力:蓄電池の運用期間におけるkWhあたりの導入効果
蓄電池の導入効果×運用年数×容量
【導入設備概要】
〈太陽光発電モジュール〉
■設置容量  375.84kW
■想定自家消費量  317,457kWh/年(再エネ利用率49.3%)
■想定CO2削減量  162,000kg-CO2/年

〈蓄電池システム〉
■設置製品  パワーエックス製『PowerX Cube 360』 *当該製品は静岡県内初導入
■電池種類  リン酸鉄リチウムイオン電池
■設置容量  358kWh(公称容量)
■設置出力  80kW



〈全体の概要〉
■設置場所  鈴与エコプロダクツ株式会社 本社第2工場屋上(袋井市)
■運転開始予定  2025年4月見込み
【パワーエックスについて】
株式会社パワーエックスは、再生可能エネルギーの普及を目指し、大型蓄電池の製造・販売、EVチャージステーションのサービス展開、電気運搬船の開発・製造を行っております。また、再生エネルギーを活用した電力供給も手掛けています。持続可能なエネルギーソリューションを提供し、エネルギーに困らない地球を目指してまいります。
PowerX Cube | 株式会社パワーエックス | PowerX, Inc.
【鈴与商事について】
鈴与グループの中核会社の一つである鈴与商事株式会社は、石油・ガス・電気などのエネルギーの供給に加え、太陽光発電・蓄電池・CO2可視化サービスなど、お客様の脱炭素化に資する商材やサービスを提供しています。また、建設資材や化学品、製造現場の省人化・自動化および事務所内の業務デジタル化を支援するソリューション提案など、総合商社として様々な商材やサービスを展開しています。
https://www.suzuyoshoji.co.jp/

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