プレスリリース

静岡市の老舗仏壇製造3代目・稲垣亘佑が中小企業庁主催「アトツギ甲子園」全国大会で躍動!

リリース発行企業:株式会社えんぷれあ

情報提供:

有限会社稲垣塗装所(静岡県静岡市)の3代目・稲垣亘佑は、2026年2月27日(金)に東京・大手町で開催された経済産業省 中小企業庁主催「第6回アトツギ甲子園」決勝大会に出場いたしました。
仏壇離れが進む中、伝統技術を活かした『仏壇のリメイクサービスについて』プレゼンテーション。現代の「空き家問題」や「介護施設での供養」、そして「伝統職人の仕事不足」といった多方面にわたる社会課題を、仏壇リメイクを通じて解決するビジネスモデルを提案しました。自身が母を亡くした際、仏壇に手を合わせることで心救われた実体験に基づいた祈りの文化を残す独自の事業案は、会場の共感を呼びました。
惜しくも受賞には至りませんでしたが、個人の経験と社会課題解決を繋げたその姿勢は審査員からも高い評価を得ました。



稲垣亘佑プロフィール
静岡県静岡市出身。神奈川大学への入学を機に地元を離れる。大学では経済学を専攻し、卒業後は化粧品会社にてキャリアを積んだ後、EC事業で独立。自らスタートアップ(株式会社えんぷれあ)を立ち上げ、経営者として新規事業の構築やマーケティングの最前線で経験を積む。
その傍ら、家業である有限会社稲垣塗装所が直面する伝統産業の課題と向き合い、スタートアップで培った知見を活かし、家業へ参画。2024年2月、仏壇リメイクサービス「結壇(ゆいだん)」を立ち上げる。職人が持つ伝統技術と現代のライフスタイルを掛け合わせた、持続可能なビジネスモデルの確立を目指している。



【本人コメント】
「私の挑戦は受賞という形には届きませんでした。しかし、祈りの文化を未来に残すという、仏壇リメイクサービス『結壇』の想いに多くの方から共感をいただけたことは、何にも代えがたい自信となりました。このような機会を与えてくださった中小企業庁の皆様、審査員の皆様、そして応援してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
全国から集まったアトツギの皆様からは、多くの学びと刺激をいただきました。同じ志や悩みを持つアトツギの仲間とともに、切磋琢磨しながら新しい価値を創造していきたいです。
プレゼンをして終わりにするのではなく、今後は行政とも連携を図りながら、空き家問題や介護施設での供養といった深刻な社会課題を具体的に解決していきたいと考えています。リメイクという新たな選択肢を通じて、次の100年も『祈りの文化』を守り続けていく。その覚悟を新たにしています。」
静岡市長へ表敬訪問
2026年2月19日、アトツギ甲子園決勝進出を決めた稲垣は静岡市役所を訪れ、難波 喬司市長を表敬訪問いたしました。



訪問の場では、本大会で披露するプレゼンテーションを実施。静岡市も注力している「空き家問題」や「終活」といった社会課題に対し、仏壇リメイクがどのような解決策となるかについて意見交換を行いました。
難波市長からは、大会への応援の言葉とともに、「静岡市の取り組みとして『結壇』と連携し、空き家対策や終活の支援において協力体制を構築していきたい」という非常に前向きな提案をいただきました。
これを受け稲垣は、「空き家問題の解決の鍵は、実は仏壇にあると考えています。そのためにも行政や地域と密に連携し、今後も地域社会と協力しながら、仏壇を通じた社会課題の解決に取り組みたい」と決意を語りました。
▼関連情報:
https://www.city.shizuoka.lg.jp/documents/57995/20260213003.pdf
アトツギ甲子園の概要

経済産業大臣政務官 越智俊之様

アトツギ甲子園は、中小企業の後継者が既存の経営資源を活かした新規事業アイデアを発表するピッチイベントです。今年度の決勝には、全国からエントリーのあった225名の中から、地方大会を勝ち抜いた18名が出場しました。
本大会では、九州・沖縄、中国・四国、近畿、中部、関東、北海道・東北の6ブロックに分かれて地方大会が開催され、各ブロックの上位3名が決勝大会へ進出しました。

▼経済産業省 ニュースリリース
https://www.meti.go.jp/press/2025/02/20260227001/20260227001.html
【決勝大会の審査基準】
大会では、4分間のプレゼンと6分間の質疑応答を通じ、以下の5つの観点で審査・評価がされました。
【新規性】製品やサービスに新規性、独自性、イノベーションの可能性があるか。
【持続可能性】中長期的な収益や成長が期待でき、持続可能な事業か。
【社会性】社会課題を解決する、もしくは社会的意義がある事業か。
【承継予定の会社の経営資源活用】承継予定の会社の経営資源を有効に活用できている事業か。
【熱量・ストーリー】後継者として当該事業を遂行する背景や情熱を持ち合わせているか。


プレゼン内容について
仏壇業界の売り上げは30年で7割減と、日本の伝統的な仏壇文化が消えつつあります。稲垣は、自身が母を亡くした際に心を救われた「仏壇文化」を残すため、今ある仏壇の素材を使い、手のひらサイズにリメイクする「結壇(ゆいだん)」を提案しました。
本プレゼンでは、仏壇リメイクを通じて解決する、以下の社会課題を強く訴えました。
・「空き家問題」の解決:仏壇の処置に悩むことが、実家を手放せない大きな要因となっている現状。
・「介護施設」での課題:祈る場所は必要だが、大型の仏壇は持っていけないという入居者の切実な悩み。
・「職人」の現状打破:仕事不足による廃業・引退といった、深刻な現場の課題。
こうした、誰もが直面する目の前の大きな社会課題を、仏壇リメイクによって解決し、日本の祈りの文化を未来へ残していく。その挑戦の意義を全国の舞台で訴えた。



【審査委員からのコメント】
・LTVモデルのビジネスモデルが具体的に取り組めることを期待する。業界の価値を守るためには非常に意味のある取り組みだと思った。
 ・時代の変化を受け入れながら、心の問題に向き合わなければならない、難しい家業に丁寧に挑戦している姿勢は素晴らしい。大きな社会課題に結びついているので、周辺のサービスへの展開を期待する。
・空き家の解決策において仏壇がボトルネックであることが本当であれば、社会的な重要性も高いと思う。
  一方で、新規性とこの会社ならではの優位性がどこにあるのかが気になった。他も類似のサービスをすぐ真似られる可能性や仏壇の切り替えで市場は中長期にはシュリンクしていく可能性もあるので、その点も検討してみて欲しい。
・リメイクはとても面白いと思った。事業展開も鮮やかでよい。ぜひ顧客獲得戦略を磨いてほしい。
・是非、祖母の仏壇もお世話になりたいなと思った。他方、仏壇自体が減る中で、中期的にどのように継続していくのか、LTVの拡大以上に、仏壇減少を見越したピポットに言及するとより良いと思った。
稲垣塗装所について
有限会社稲垣塗装所は静岡県静岡市で50年以上の歴史を持つ仏壇製造会社です 。創業当時からのこだわりや高い技術は、仏壇の修理・再生を中心とした事業に取り組む現在に受け継がれています 。
「どんなに古く傷んだ仏壇も綺麗に再生させる」という信条を掲げ、培われた経験と技術に誇りを持ち、仏壇の伝統を守るために尽力しています。
現在は「結壇」の製造会社として、販売を担当する株式会社えんぷれあとともに取り組んでいます。

会社名:有限会社稲垣塗装所
所在地:〒421-1222 静岡県静岡市葵区産女 1265 番地2
代表取締役:稲垣 豊
URL:https://www.yuidan.jp



【株式会社えんぷれあについて】
代表・稲垣亘佑が経営する会社。「結壇」の企画や販売を担っています。
アトツギ甲子園の様子















プレゼンで紹介した商品
















【本件に関するお問い合わせ先】
TEL:080-6956-2577
メール:k.inagaki@yuidan.jp
担当:稲垣 亘佑(いながき こうすけ)

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