プレスリリース

流域再生に根ざした地域法人「一般社団法人Local Coop水窪」設立のお知らせ

リリース発行企業:一般社団法人Local Coop水窪

情報提供:


2026年2月の水窪のまちの風景

静岡県浜松市天竜区水窪地区にて、地域の自律的な未来を創造する地域法人「一般社団法人Local Coop水窪(ローカルコープみさくぼ)」(以下、LC水窪)を2026年3月5日に設立いたしました。
本法人は、浜松市と株式会社paramita(以下、paramita)が進める住民主体の第二の自治体をつくる「Local Coop構想」の一環として、3年間にわたる住民会議「自分ごと化会議」を経て生まれました。住民会議で取りまとめた「天竜川流域まかしょう宣言」の実現に向け、地域内外の人と交わりながら、持続可能な地域づくりや流域再生に取り組みます。
また、本法人の理念である「流域再生」に賛同いただいた、有限会社春華堂(本社:浜松市)との協働をあわせて発表いたします。

■ 設立の背景

LC水窪は、3年間にわたり実施した住民会議から生まれた「天竜川流域まかしょう宣言」を実現するための実行母体です。「まかしょう」とは、この地域で古くから使われる「任せなさい」「一緒にやろう」という互助の精神を表す言葉。人口減少や担い手不足といった地域課題に対し、行政任せではなく、住民自らが主体となって流域の資源(森林、食、文化)を次世代へつなぐ仕組みを構築します。

天竜川流域まかしょう宣言
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/documents/164259/granddesignzentai.pdf

初年度は、すでに実証がスタートしている生ゴミと山の資源を利用した完熟堆肥づくりの取り組みを深化させながら、地域自治の推進、人と自然が共生する環境再生、外部企業・個人の参画の受け皿づくりに尽力してまいります。

■体制

本法人は、住民、行政、企業、関係人口が一体となり、水窪の豊かな資源を次世代へつなぐことを目的としています。

初期体制図。浜松市・paramitaと協働しながら、地域住民を中心にプロジェクトごとにチームをつくる。

LC水窪では、域内外の多様な知見をつなぐ「世話人」という役割を設置します。設立時に就任する世話人は、初期事業に特に関係の深い地域活動を行っている住民が中心となりますが、今後、関係人口も含めた様々な立場の方に担っていただける仕組みを検討し、固定的な上下関係のない、プロジェクトごとに柔軟に人が動く「流動的な組織」の形を目指します。
設立時の事務局は、総務省の地域おこし協力隊制度を活用してプロジェクトに参加するコーディネーターが務めます。

■第1期世話人メッセージ


左上から、守屋千づる・守屋正次郎・瀧口幸恵・平澤文江・三輪(浜松市水窪支所)・熊谷(浜松市水窪支所)。左下から、井上保典・中政俊・久保敷由加里。

- 瀧口幸恵(事業推進|代表理事)私たちは特定のリーダーが引っ張る組織ではなく、住民一人ひとりの『やりたい』を支え合う集合体です。浜松市やparamita、春華堂という強力なパートナー、そして地域に根ざす『世話人』たちと共に、水窪から新しい流域再生の形を立ち上げます。
- 井上保典(関係人口・自治|代表理事)自分が地元(水窪町)で就職したのが昭和53年でした。その時の人口は約6,000人、みんな若々しくて町全体も活力に満ちていました。気づけば早いもので半世紀ほど経過し、人口も1,500人と激減してしまいました。「Local Coop水窪」の活動を通じて、水窪の良さ・先人から引き継いできた貴重な財産を改めて見直し、今風の視点・システム構築など手掛ける中で、水窪の宝物を今後も残していければと思っています。
- 久保敷由加里(関係人口・食|代表理事)水窪の自然や暮らし、そして食の恵みを地域全体の循環として育んでいく役割に、希望と責任を感じています。これまでの地域資源を活かした実践を大切にしながら、内外から人が関わる仕組みを開き、天竜川流域の魅力と持続可能な地域のかたちを皆様と共に育ててまいります。
- 守屋正次郎(自治・森づくり|代表理事)水窪で“なりわい”として成り立つ仕事を、法人の中から生み出したいと考えています。まずは「農業と食」から取り組みますが、水窪は森林の町。生花など、実は地域に眠る可能性も多い。試験的に挑戦し、林地利用の多様化へとつなげて、地域が自ら動き出す流れをつくっていきたいです。
- 中政俊(関係人口・農|代表理事)ローカルコープ設立にあたり、思う事。水窪は典型的な中山間地域であり、危機感はもっていながら、中々、具体的にどうすればいいのかわからずきた。設立を機にそれぞれの思いが、点から線に、そして面になり立体的な現実になればいいなと思う。フットワークの良い組織でありたい。
- 平澤文江(堆肥・資源循環|代表理事)水窪の住民から、かつての町役場のように水窪の困りごとに即応できる自律的な仕組みを切望する声を聞きます。Local Coop水窪は、今を生きる住民の不便に寄り添い、共に動きながら、未来を目指す組織でありたい。この地で暮らす私たちが主役となり、100年先も誇れる水窪を共に創りましょう。

■ 有限会社春華堂・協働メッセージ

有限会社春華堂は、10年以上にわたり、水窪の皆さまとともに在来種「ネコアシアワ」を育ててまいりました。この歩みの延長として、Local Coop水窪が掲げる「流域再生への取り組み」に深く賛同し、単なる支援に留まらない、地域の未来をともに創る「事業パートナー」として参画します。

【協働の第一歩:拠点の共同開発】
まずは、水窪町内において両者が共同で拠点を開発します。この拠点は、地域住民が集う場であると同時に、流域の資源を活用した新事業の創出や、関係人口を呼び込むタッチポイントとしての役割を担います。

■ 設立セレモニーのご案内

浜松市長および有限会社春華堂をお招きし、設立の背景と今後の展望をお知らせします。追って詳細はSNSや地域内回覧等で発表します。個別にお知らせを希望される方は、お手数ですがお問合せください。
- 日時: 2026年5月10日(日)13:30-15:00(予定)
- 場所: 静岡県浜松市水窪町内
- 出席者: 浜松市長、有限会社春華堂、株式会社paramita、一般社団法人Local Coop水窪 世話人ほか

■ その他お知らせ

LC水窪では、事業をともに立ち上げるコーディネーター人材を募集しています。その他、SNS等でも情報発信しておりますので、ぜひフォローいただき、今後の活動にご注目ください。
- 採用情報ウェブサイト:https://human.localcoop.io/misakubo
- note:https://note.com/lc_misakubo
- Instagram:https://www.instagram.com/lcmisakubo/
- Facebook:https://www.facebook.com/61585106624499/

■ 法人概要

- 名称: 一般社団法人Local Coop水窪
- 設立日: 2026年3月5日
- 所在地:静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家2955-2 2F
- 世話人:瀧口幸恵、井上保典、久保敷由加里、守屋千づる、守屋正次郎、中政俊、平澤文江
- 代表理事: 瀧口幸恵、井上保典、久保敷由加里、守屋正次郎、中政俊、平澤文江
- 監事: 原大介
- パートナー: 浜松市、株式会社paramita、有限会社春華堂

【本件に関するお問い合わせ先】
一般社団法人Local Coop水窪 事務局 info@lcmisakubo.jp

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