プレスリリース

GORA KADAN FUJI 2025年夏に開業予定

リリース発行企業:株式会社強羅花壇

情報提供:


霊峰富士を眼前に、プライベートプールを設えた「離れ貴賓室」の客室

日本が世界に誇る世界文化遺産、霊峰富士。
その神秘なる山が眼前に迫るロケーションに、新しい強羅花壇が誕生します。
その名も「GORA KADAN FUJI」。

富士山頂を真西に仰ぎ見る奇跡のランドスケープは、この国に古来より伝わる「西方浄土」の思想を
現代に甦らせたものです。
また歴史をたどれば、新たなる教えはいつも西の世界から訪れ、文化の交流と発展が行われてきました。

人が無意識のうちに旅に求めるもの、それを聖なるものや未知との出会いだとするならば、「GORA KADAN FUJI」の滞在はそれらを約束するものにほかならないのです。

陽射しの移り変わりや雲の流れ…
一日のなかでも刻一刻と劇的に姿を変える富士は二度と同じ様を私たちに見せることがありません。
その唯一無二の情景に強烈に惹きつけられるのは、自然と人が、強く深く繋がっている証といえるでしょう。

箱根の強羅で育んだ世界水準のおもてなしのもとで日本随一の山の鼓動を感じ、エネルギーを浴び
対峙したのちに一体化する、貴重なエクスペリエンス。
強羅花壇の新しいジャーニーが今、スタートします。



和と洋の折衷文化から生まれた、迎賓の場 強羅花壇の歴史を紐解くと、その起源は明治時代にまでさかのぼります。
その昔、江戸中期の政治学者・新井白石により四世襲親王家が創設され、そのひとつに明治天皇の高祖父であられる光格天皇を輩出した閑院宮家がありました。6代目閑院宮家の当主である載仁親王は、1883年フランスに留学、ソーミュールの騎兵学校やサンシール陸軍士官学校を卒業。
1921年には昭和天皇の皇太子時代に欧州外遊に随伴し、マナーや語学を指南する大役を仰せつかるほどの国際色豊かな人物でした。





 19世紀末のヨーロッパといえば、印象派、アール・ヌーヴォー、キュビズムなど、数々の新しい芸術活動が展開された華やかなりしベル・エポックの時代。かの地で審美眼をを身につけた載仁親皇が、夏を過ごす避暑地として選んだのが、強羅でした。1930年、山々の静寂と清らかな湯…箱根の大自然に囲まれた、この厳かな地に別邸を構えることになったのです。





 由緒ある建物とその意思を引き継ぎ、「強羅花壇」として創業したのは、閑院宮家が皇籍離脱されたあと、1948年のこと。この象徴的な名称は、宮家が来賓をもてなすべく、自邸や別邸を開放して出迎えた“迎賓の場”を意味する「花壇」に由来しています。そこに創業の地名「強羅」を冠して、この名称に。日本の宮家の伝統と品格、グローバルな文化を背景にした最先端の価値観と感性、それらを紡ぎ合わせ、歴史がスタートしたのです。








「和心(わごころ)」をともに感じ合う、主客一体の滞在時は1989年、強羅花壇は新しいステージを迎えます。
それはチューダー様式の旧閑院宮別邸はそのままに、7千坪、高低差30mという広大な敷地を使ったリニューアル建築プロジェクトでした。今なおシンボルとなる幅3m、高さ6m、全長120mの大列柱廊は、このときに完成したもの。国立公園内であるため、本来この規模の柱廊設置は認められなかったものを、建築家・竹山聖が強羅花壇の精神や観光保護策を説いて、ようやく許諾を得たという逸話が残っています。





強羅花壇が過去から引き継ぎ、未来に見据えているのは、今、世界中で必要とされている「和心」をともに感じ合う滞在です。聖なるオーラを醸す柱廊から山々を眺めたとき、滔々と湧く自家源泉の湯に身を沈めたとき、枯山水の庭にはらりと葉が舞い降りたとき、日本人なら誰もが思い出す、しかし昨今忘れかけている「和の誇り」がふと湧き上がるのを感じるはずです。その感性を体験に変え、国境を越えてボーダレスに伝えていきたい。
日本の皇室に由来する歴史があり、自然信仰も根づく箱根・強羅。この地で育んだ思いを「GORA KADAN FUJI」にも受け継ぎ、日々進化させてご提供いたします。






客室霊峰富士を眼前に、約5万平方メートル の敷地に佇む「GORA KADAN FUJI」。
客室は、この壮大なロケーションを最大限に味わっていただくため、42室に限定しています。強羅花壇 箱根に脈々と受け継がれる世界基準のホスピタリティと、日本の伝統的なおもてなし精神を伝えるオールスイート(貴賓室)タイプの客室には3棟の離れ貴賓室も含み、1棟にプライベートプールを設けています。





温泉&ダイニング温泉風呂付きの客室と浴室棟にある大浴場でご堪能いただけるのが、
別名“美肌の湯”と称される、富士山麓の地下1,500mから湧き出る日本有数の天然アルカリ温泉。ほかにもこの土地に伝わる自然の恵みは、懐石料理をはじめ、「日本料理かんだ」の鉄板焼や、「すし匠」の鮨など、世界中から訪れるゲストのニーズの応える多彩なダイニングでお楽しみいただけます。





付帯施設強羅花壇 箱根と同様に、館内にはスチームサウナや屋内プールも完備しています。「GORA KADAN FUJI」では、新たに富士山との一体感が味わえるインフィニティプールも設置。最新鋭のトレーニングジム、スパ、ライブラリーラウンジなど、ゲストの皆さまが寛げるリラクゼーションスペースも拡大予定。滞在中のコミュニティの場として、個性豊かな36ホールのゴルフ場も併設しています。





アクセス:
静岡県駿東郡小山町須走110番地1
新東名高速道路 新御殿場ICより10分。富士五湖道路 須走ICより1分
東海道新幹線 三島駅より車で35分

強羅花壇について

 閑院宮家が避暑地に建てた別邸を歴史的背景にし、1948年に創立。
名称の「花壇」は宮家が自邸を開放して来賓をもてなす“迎賓の場”を表す言葉を引き継いだもの。相手を思いやり、調和を重んじる「和心」を尊ぶ宿として、日本文化を世界に伝えることを志し、その哲学を体現する「花壇人*」とともに、一座建立が生まれる至福の滞在をコンセプトにしています。
大自然に囲まれた国立公園内に位置するため、シンボリックな大列柱廊、開放的な月見台、斜面に建つ客室などから望む箱根の山々は絶景の極み。約6千坪にも及ぶ広大な敷地には、個性と趣向を凝らした全41室の離れや客室、オランジェリー的室内プール、スパやジムを備えています。1991年、ホテルレストラングループ「ルレ・エ・シャトー」に加盟、2002年、高い顧客満足とサービス水準を満たしたことによるウェルカムトロフィーを取得。2024年、アジア初のミシュランキーで最高位を獲得。2025年夏、新しい強羅花壇として「GORA KADAN FUJI」
を富士の麓に開業。2030年、京都にも開業予定。

*強羅花壇にておもてなしを提供する人々

ルレ・エ・シャトーについて

 1954年に設立されたルレ・エ・シャトーは、世界中の厳選された580のユニークなホテルとレストランが加盟する協会です。その多くは家族経営であり、独立した経営者であるメンバーは、自らの技に情熱を注ぎ、温かく永続的なお客様との関係を築くことに深くコミットしています。ルレ・エ・シャトーの加盟メンバーは、世界の料理とおもてなしの伝統の豊かさと多様性を守り、生かし、さらにその価値を高めたいと日々努めています。また、2014年11月にユネスコで宣言されたマニフェストに沿って、地域の遺産と環境保護に献身しています。

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