プレスリリース

3月31日は「経理の日」。都内の経理・財務に従事するビジネスパーソン426名に聞いた「経理・財務のバックオフィスあるある」を徹底調査!現場のリアルな声を公開

リリース発行企業:株式会社Wewill

情報提供:

 スタートアップから100年企業そして上場企業まで、幅広い企業の管理部門の生産性と信頼性を向上させる進化系BPaaS (※1)「SYNUPS BACKOFFICE」を展開する株式会社Wewill(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:杉浦 直樹、以下「当社」)は、東京都内勤務で経理・財務に従事するビジネスパーソン426名を対象に、「経理・財務のバックオフィスあるあるに関する実態調査」を実施いたしました。
( ※1)Business Process as a Service:バックオフィスなど特定の業務をアウトソーシングできるクラウドサービスのこと
 3月31日が「経理の日」であることをきっかけに、 経理・財務部門バックオフィスの働き方を知ってもらうべく調査を実施しました。働く上でのやりがいや重視していること、ストレス、キャリアアップに関する実態を明らかにし、バックオフィスで働く人たちが思っている課題や求めていることを発表します。
 以下が調査結果です。是非ご活用ください。



TOPIC 1 やりがいや重視していることに関する実態
約5割(51.7%)が業務のやりがいを感じていることが判明。
やりがいを感じる場面は、51.4%で「人間的な成長を感じた時」がトップ。

 はじめに、「業務のやりがい」について調査したところ、 「とても感じる」(12.0%)、「そう感じる」(39.7%)となり、約5割(51.7%)が「やりがい」を感じていると回答【図1】。その理由として、人間的な成長を感じた時」(51.4%)が最も多く、次点で「周りから感謝された時」(50.0%)、「新たなスキルを獲得できた時」(35.9%)という結果になりました【図2】。上記の結果から、単なる業務の遂行だけでなく、自己成長やスキル向上を重視する傾向が強いことが判明。また、バックオフィス業務は表に出にくい仕事ですが、感謝のフィードバックが重要なモチベーションになっていると推察されます。






働くうえで、最も重要視しているポイントは、29.1%で「職場の雰囲気や文化」がトップ。

 続いて、「働くうえで、最も重要視しているポイント」について聞いたところ、「職場の雰囲気や文 化」(29.1%)が最も多く、次点で「業務量の安定性」(21.7%)、「スキルの向上」(16.4%)という結果になりました。
 バックオフィス業務では、チーム内の協力や職場環境が働きやすさに直結すると考えられます。特に、 業務の多くが目に見えにくいため、職場の雰囲気や人間関係が重要な要素となる可能性が高いです。また、効率的な業務分担や繁忙期・閑散期のバランスを取る仕組み(業務の見える化、自動化の活用、リソース管理の強化など)を整えることも重要だということが推察されます【図3】 。



TOPIC 2 ストレスに関する実態
約7割(67.4%)がストレスを感じていることが判明。
ストレスの原因は、 45.6%で「人手不足からくる大きい業務負荷」がトップ。

 「働くうえで、あなたはどの程度ストレスを感じていますか。」という質問については、「とても感じる」(23.5%)、「そう感じる」(43.9%)となり、約7割(67.4%)がストレスを感じていると回答【図4】。その理由として、「人手不足からくる大きい業務負荷」(45.6%)が最も多く、次点で「低い給与水準」(42.2%)、「ルーティンワークのマンネリ感」(28.2%)という結果になりました【図5】 。
 人手不足は多くの企業で課題となっており、特にバックオフィスでは限られたスタッフが膨大な業務を処理する必要があります。その結果、業務分担の偏りや1人あたりの過剰な負担がストレスを高めていると推察されます。また、業務負荷に見合った報酬が得られないと感じる人が多く、低い給与水準への不満が広がっています。さらに、キャリアの成長や昇給の道筋が不透明なことも、社員の不満を助長している可能性を秘めています。






TOPIC 3 キャリアアップに関する実態
約6割(58.2%)がキャリアアップに関する明確な目標を持っていないことが判明。
職場のキャリアアップのために具体的なサポートは、43.0%で「特にない」がトップ。

 「現在のあなたの職務において、キャリアアップに関する明確な目標を持っていますか。」と聞いたところ、58.2%が「いいえ」と回答。【図6】。さらに、「現在のあなたの職場は、キャリアアップのために具体的にどのようなサポートがありますか。」という質問に対して、「特にない」が43.0%と最も多いという結果になりました【図7】。
 多くのバックオフィス職場では、キャリアアップを促進する具体的な制度やプログラムが整備されていない可能性があります。バックオフィス業務は業務内容がルーティン化しやすく、スキルアップの機会が限られがちなため、成長支援が後回しにされることが多い傾向があります。






■総括
 今回の調査結果から、バックオフィス業務における働きがいや課題、重要視される要素が明確になりました。ポジティブな側面としては、約5割の従業員が業務にやりがいを感じており、その理由として「自己成長」や「スキル向上」、「周囲からの感謝」が挙げられました。これは、単なる業務遂行にとどまらず、個人の成長や他者への貢献実感が自己肯定感を高め、重要なモチベーション要因となっていることを示しています。また、従業員が最も重視しているのは「職場の雰囲気や文化」であり、良好な人間関係や効率的な業務環境が働きやすさに直結していることが示されました。特にバックオフィス業務は表立ちにくい性質があるため、職場内でのフィードバックや支援が重要だと考えられます。
 一方で、約7割の従業員がストレスを感じている課題が見受けられ、その主な原因は「人手不足による業務負荷」「低い給与水準」「業務のマンネリ化」であることが明らかになりました。また、キャリアアップに関する明確な目標を持つ人が少なく、職場でのキャリア支援体制の不十分さが課題として浮き彫りになりました。これらの課題は、従業員の満足度や長期的な定着率に影響を与える可能性があると考えます。
 バックオフィス業務の現場では、自己成長を促進する機会の提供や業務負荷の軽減、人間関係や職場環境の改善が求められています。また、キャリアアップを支援する具体的な制度の整備や公平な報酬体系の確立が、従業員のモチベーション向上と定着率の改善につながると示唆されます。

■調査概要
※本リリース内容の転載にあたりましては、 出典として「Wewill調べ」という表記をお使い頂けますようお願い申し上げます。
・ 調査対象  東京都内に勤務で経理・財務に従事する20~50代の男女|426名
・ 調査期間  2025年3月13日(木)~3月18日(火)
・ 調査方法  インターネット調査
  ※図表の構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しています。

■株式会社Wewill 会社概要
本社        :静岡県浜松市中区高林1-8-43 The Garage for Startups内
東京        :東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟 22階 SPROUND内
名古屋       :愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2-32 StationAi内
代表取締役     :杉浦直樹
コーポレートサイト :https://wewill.jp/
コラボサービスサイト:SYNUPS BACKOFFICE


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