株式会社ミスミグループ本社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大野龍隆)は4月11日、経済産業省、東京証券取引所、独立行政法人情報処理推進機構が共同で実施する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2025」に初選定されました。
経済産業省ニュースリリース https://www.meti.go.jp/press/2025/04/20250411002/20250411002.html
■DX銘柄とは
DX銘柄では、東京証券取引所の上場企業を対象に、デジタル技術を前提としてビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていくデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む企業を表彰しています。選定企業は、企業価値向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用により企業価値向上を実現している企業とされ、DX銘柄2025には当社を含む31社が選定されました。
■ミスミのDX
当社は、既存の機械部品調達プロセスを改革する「ビジネスプロセスリエンジニアリング」を実現するためには、市場や顧客の変化に即応することが肝要と考え、1970年代から当時のデジタル技術を取り入れてきました。現在ではITやAIなどのデジタル技術と、60年以上培ったものづくり対応力を掛け合わせた成長戦略「デジタルモデルシフト」を推進しています。
特注部品の調達時間を9割削減した「meviy(メビー)」は、5年間で国内外17万ユーザーを獲得し、4年連続国内業界No.1のシェア※。500社超のサプライヤー在庫情報を、新たに刷新した基幹システムで積算し、数量対応力を8倍にした「D-JIT(ディージット)」の利用は7万ユーザーを超えました。デジタル技術を活用し、グローバルでものづくりの変化対応力を高めていくことが当社のDXの特徴です。
※株式会社テクノ・システム・リサーチ「オンライン機械部品調達サービスの市場規模、市場動向を発表」(2024年2月28日)https://www.t-s-r.co.jp/notice/6085/
■評価されたポイント(抜粋)
確実短納期と顧客の工数削減を目指すミスミが、デジタル技術を積極的に活用する方向性は納得感がある。短納期で少量多品種を両立させる「デジタルモデルシフト」もミスミのビジネスモデルから理解できる。
デジタル人材育成では、DX戦略の方向性から共通及び個別要件を識別しており、妥当性がある。デジタル技術の活用においても、ビジネスモデルを反映した活用がされ、成果も具体的だった。
ミスミは成長連鎖経営を実現するために、戦略としてデジタルモデルシフトを掲げて全社で取り組んでおり、デジタル技術を活用した顧客時間価値の向上に長年取り組んでいる。DXという言葉が注目される前から、IT・デジタル技術を活用したビジネス変革を長年続けてきた成果が実ったと言える。
■ミスミとは
オートメーションの現場で必要とされる機械部品や、工具・消耗品などをグローバル31.8万社(2024年3月時点)に販売しています。製造機能を持つメーカーと他社ブランド品を販売する商社としての顔を併せ持つ、ユニークな事業モデルとそれを支える事業基盤により、「グローバル確実短納期」を実現し、お客さまの利便性向上に貢献しています。
【報道に関するお問い合わせ】
株式会社ミスミグループ本社 コーポレート・リレーション室 今野・新保
e-mail: pr@misumi.co.jp Tel: 03-6777-7502