コンソーシアム ヒカリテラス御前崎は、2025年11月2日に御前埼灯台や海を眺め、風を感じながら1日ゆっくり楽しめるイベントを目的として、「風と灯台フェスティバル2025」を開催いたしました。このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、日本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施したものです。

<イベント名>
風と灯台フェスティバル
<開催概要>
当イベントは御前埼灯台150周年の昨年2024年11月10日に第1回イベントを開催し、今年も御前埼灯台前広場で風車作りや紙芝居、読み聞かせなどのイベントに無料で参加いただきました。秋の1日を御前埼灯台や海を眺め、風を感じながら1日ゆっくり楽しめるイベントを行いました。
<日程>
2025年11月2日(日) 10:00 ~ 15:30
<開催場所>
御前埼灯台前広場ウミエール(御前崎市御前崎1584)
<参加人数>
延べ約 584名来場

<後援>
御前崎市、御前崎市商工会、御前崎市観光協会、(一社)御前崎スマイルプロジェクト、テレビ静岡、御前崎ケーブルテレビ
<協力団体>
燈光会、清水海上保安部、御前埼灯台を守る会、静岡県立池新田高等学校、御前崎海鮮なぶら市場、岬の宿八潮、他

今年初の試みとして、市民団体「ピノキオ」が紙芝居『いもじいさん』および絵本の読み聞かせを行いました。また、昨年から継続して、灯台メッセージパネルの設置、風車づくり、灯台あおぞら図書館、「燈の守り人」御前埼灯台コスプレイヤーの参加、灯台マルシェ、灯台アンケート、共催イベントとしての灯台クイズなど、多彩なプログラムを開催しました。
一方で、今年は集客面ではまだまだ課題があり、広報や誘客の工夫が今後のテーマとなりました。
今後は、イベント集客を目的とするだけでなく、ライダー層の調査や御前岩灯台の研究を進めながら、
灯台という文化の存続と、それに関連する収益性の確保につながる事業を模索していきます。
御前埼灯台は、全国16基ある「のぼることができる灯台」のひとつです。全高は約22m、岬の高さを含む海面から灯火までの高さは約54mになります。 御前埼灯台の踊り場の回廊からは、地球が丸く見える大海原を眼前に臨めることができます。
また、御前崎は灯台下の岬を囲むように県道357号が整備されています。西は尾高海岸からサンロード、東は御前崎グランドホテルを越えた辺りから、高台にそびえる御前埼灯台の姿をさまざまな角度から楽しめます。 約150年の歴史を持つ御前埼灯台は、これからも静岡県最南端の岬の灯台として、多くの人の心に光り続けることでしょう。
<団体概要>
団体名称:ヒカリテラス御前崎
活動内容 :御前埼灯台と御前岩灯台の利活用推進を目的に、活動しています
海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、日本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「新たな灯台利活用モデル事業」は、持続可能な灯台利活用事業の開発を実施する団体に対して資金面および企画運営の助言等のサポートを行う事業です。灯台を訪れる人を増やし、海や周辺地域への興味関心を高めることを目的とした単体または複数の灯台を活用する事業企画を対象とします。
海と日本プロジェクト公式サイト
https://uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト公式サイト
https://toudai.uminohi.jp/