茶畑をイメージした万年筆-浜松の専門店が限定オリジナル商品

茶畑をイメージした万年筆「the(テ)」

茶畑をイメージした万年筆「the(テ)」

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 浜松・肴町の万年筆専門店「BUNGBOX(ブングボックス)」(浜松市中区肴町、TEL 053-415-8639)が3月21日、オリジナル万年筆「the(テ)」の先行予約受け付けを始めた。

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 同店ではお茶をイメージしたオリジナルインク「つゆひかり」を販売しており、店主の山岸薫さんにはこのインクに合った万年筆を作りたいと考えていた。文房具メーカー「パイロット」に茶畑をイメージした万年筆の企画を提案し商品化に至った。

 商品名はフランス語で「お茶」の意味。限定100本の販売となる。「あなたの手に『the』を」をキャッチコピーに、「静岡らしさを感じることができるおしゃれな一本」と山岸さん。

 普段万年筆を使い慣れていない人でも使いやすいようノック式のキャップレスタイプを採用。軸の色合いは茶畑をイメージしており、お茶の緑だけではなく、茶畑の陰影部分も表現するため、緑に黒を混ぜたマーブル模様のデザインにした。このデザインの感じを出すために何度も試行錯誤を繰り返したという。クリップやペン先などは全てシルバーで統一することで、お茶の滴の透明感を表現した。

 ペン先は「極細」「細字」「中字」「太字」の4種類から選ぶことができる。通常はパイロット製のインクカートリッジによる黒インクで書くことが主流だが、別売りのコンバーターを使えば同店のさまざまなオリジナルインクも使うことができる。

 発売開始から10日だが、すでに約60件の予約が入ったという。「マカオやフランスなど、海外からの予約もあり驚いた」と山岸さん。「さまざまな部分にこだわった商品なので大切に扱ってくれる人の手に届いてくれれば」とも。

 価格は2万2,680円で、商品の入荷は4月下旬を予定。営業時間は13時~18時(金曜・土曜は11時~19時、日曜・祝日は11時~18時)。水曜定休。

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