浜松に大型シェアハウス 「アウトドア好きの秘密基地」コンセプトに

入居者共有リビング

入居者共有リビング

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 浜松・曳馬に6月15日、シェアハウス「365BASE(サンロクゴベース)」(浜松市中区曳馬、TEL 053-453-5998)がオープンする。

入居者が楽しめるボルダリングスペース

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 浜松で不動産業などを営む「スズヒロ」が運営する同シェアハウス。社長の古橋啓稔さんによると、どのようにしたら楽しい1人暮らしの空間を提供できるかとの思いから、浜松に多くある海、山、川、湖などの自然に着目し、アウトドアスペースを備えたシェアハウスを考案したという。建物は自社の所有する物件を改装した。

 シェアハウスのコンセプトは「アウトドア好きの秘密基地」。施設内には遊び心をちりばめたさまざまなアウトドアスペースを用意する。広さ約90坪の屋外テラスではバーベキューやテントを張ってキャンプも可能。コンロ、バーナー、テーブルなどアウトドア用品の貸し出しを行い入居者は誰でも気軽に楽しむことができる。アクティブスペースとしてボルダリング設備も。「入居者同士で安全確認をしながら楽しんでほしい」と古橋さん。廊下には「浜松ライフマップ」と題した巨大な地図を掲出し、施設利用者たちが行ってよかったと思うアウトドアスポットをマッピングし共有することができる。

 入居者共有リビングは部屋の梁に天竜川の松材を使い、自然を感じられるデザインを採用。テーブル席、ハンモック、150インチの大型スクリーンなどを備え、入居者がくつろぎながら交流できるよう工夫するほか、共有キッチンやバスルームも設置する。

 1階~3階には1人用の個室を50部屋用意。1部屋の広さは約6畳でキッチン、バス、トイレ、ベランダ、収納クロゼットを備える。未工事の部屋は入居者が壁紙のデザインを自由に選ぶこともできる。1週間、2週間、1カ月間といった短期滞在から2年間の長期契約までに対応する。

 現在、入居者を募集しておりすでに半分以上の部屋が契約済みという。「アウトドアの雰囲気が感じられるデザイン性ある空間。自然あふれる浜松での1人暮らしを楽しみたい方はぜひ入居していただければ」と呼び掛ける。

 利用料金は、1週間=2万5,000円~、2週間=4万2,000円~、1カ月=7万8,000円~、2年契約=4万4,000円~。

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