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浜名湖ウナギの白焼きとかば焼きが世界的味覚審査で2つ星獲得

優秀味覚賞を受賞した白焼きとかば焼き

優秀味覚賞を受賞した白焼きとかば焼き

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 浜松・平口のうなぎテークアウト専門店「うなぎの井口」(浜松市浜北区平口、TEL 053-586-6863)の白焼きとかば焼き商品が、国際味覚審査機構「iTQi」の審査会でうなぎ商品では日本初の「優秀味覚賞」を受賞した。

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 世界中から食品が集められそのおいしさを評価する同審査会。味覚のエキスパートであるシェフやソムリエらが審査員を務め、第一印象、香り、味、食感などを目隠しで審査していく。総合得点の平均点で評価され、70~80点が1つ星、80~90点が2つ星、90点以上が3つ星の称号を得られる。

 浜名湖産のウナギをメーンに販売する同店。ウナギの漁獲量と消費量が減っていく中、どのようにして全国に浜松産ウナギの良さを知ってもらうかを考えていた店主の井口恵丞(けいすけ)さん。世界的に評価されている同審査会で公的な審査をしてもらい、受賞することでブランド力を高めたいと思い、応募することにした。

 応募したのはウナギのふんわり感を残し、油の酸化による品質の劣化を極力抑えた「ふんわり真空」技術で作る白焼きの真空パック商品と、ぴったりとした真空にすることでよりたれを染み込ませたかば焼きの真空パック商品の2種類。審査会は5月にベルギーで開催。白焼きは84.5点、かば焼きは85.3点を獲得し、両品ともに2つ星の「優秀味覚賞」を受賞した。純粋にウナギをメーンとした商品の受賞は今回が世界初となる。

 「公的な審査機関に認められたことは非常にうれしい」と井口さん。「今回を機に、日本全国のお客さまに浜松産ウナギの価値を再考していただきたい」とも。

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