浜松・新原に5月20日、洋菓子店「ガトーナチュール」(浜松市浜北区新原、TEL 053-589-4339)が移転オープンした。
店主の鈴木孝之さんは、軽井沢プリンスホテルでパティシエとして働いた後、独立のために横浜の洋菓子店で修業。2011年10月に浜松・於呂に店舗を借り洋菓子店をオープンしたが、自宅の1階で洋菓子店を営む夢を抱いていた。夢に向かい5年間営業し、今回機会に恵まれたため、オープンにこぎ着けた。
店舗面積は約80坪。店内は白を基調とした壁面と木の風合いを生かしたナチュラルで落ち着いた空間。店内各所にテーマカラーであるオレンジ色をあしらいアクセントを加えている。
季節の素材と地消地産にこだわる同店。「旬の一番おいしい物と、できるだけ地場産の果物を使いスイーツを提供したいと考えている」と鈴木さん。これからの季節は、浜北産のマンゴーが旬になり、宮崎産の高級完熟マンゴーにも負けない品質という。「天竜茶や三ヶ日みかん、浜北産マンゴーなど、四季を味わえる洋菓子を提供していきたい」とも。
生菓子メニューは、季節ごとに旬の栗を全国から取り寄せ、フランス産マロンペーストと合わせ作り上げる「モンブラン」(450円)や、天竜産の抹茶を使い抹茶のムースとホワイトチョコと抹茶を使った生地など3層構造の「こいまっちゃ」(400円)、浜北産の完熟マンゴーを使った「マンゴープリン」(430円)など常時12~13品を用意。ほかにも、「自家製コンフィチュール」(700円)や「焼き菓子」(160円~)なども用意する。
「夏までにイートインスペースを用意し、出来たてを食べてもらえるようにしたい。地域に密着し、皆さまに愛される店になれれば」と意気込む。
営業時間は10時~19時。火曜定休。