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浜松・田町にカリビアンバー ラム・テキーラベースに、本場カリブ海のレシピで

ラムとココナッツ、パインジュースのカクテル「ピニャコラーダ」

ラムとココナッツ、パインジュースのカクテル「ピニャコラーダ」

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 バー「CARIBBEAN BAR OKUIZUMI(浜松市中区田町)が8月1日、浜松・田町にオープンした。

落ち着いた大人の雰囲気の店内

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 カフェバーやバルなどでバーテンダーとして約16年間経験を積んできた店主の奥泉学さん。バーテンダーを始めたころから自分の店を持つことを夢見てきた。格式高いオーセンティックバーとカジュアルバーの中間のような立ち位置で、かしこまらずに気軽に酒を楽しめる店を始めようと決意。「ラム・コンシェルジュ」と「テキーラ・マエストロ」の資格を持つことから、ラムやテキーラの原産国の多いカリブ海をイメージしたバーとしてオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約15坪。カウンター8席、テーブル12席の計20席。ダークブラウンの落ち着いた空間に照明の明かりを落として大人の雰囲気を演出。早い時間にはラテン系やカリブ海系の音楽を流し、遅い時間にはしっとりとしたジャズを流す。

 ラム・テキーラを中心としたカクテルを提供する同店。ラムとテキーラをそれぞれ約30種類ずつ用意し、客の要望や好きな果物、その日の状況を見てカクテルを提案。ラムとテキーラをベースにパイナップルやマンゴーなどトロピカルなフレッシュフルーツを使ったカクテルを提供する。ラムとココナツ、パインジュースの「ピニャコラーダ」はパインをブレンダーで砕いて作る。ベースとなるラムも客の要望を聞き、さっぱりしたものかどっしりとしたものか状況で変えるという。キューバ発祥の「モヒート」は一般的に使われる「バカルディ」を使うのではなく、ヘミングウェイが愛したキューバのバー「ボデギータ」のレシピに習って作り、一つ一つのレシピにもこだわる。テキーラは「ハバナクラブ3年」を使い、ミントはスペアミントではなくキューバ産のハーブ「イエルバブエナ」を使うことで、野性味のあるワイルドなモヒートに仕上がるという。

 フードもラムやテキーラベースのカクテルに合うようなものを用意。テキーラを提供する際に出すトマトベースの「サングリータ」を使った料理「自家製鶏スモークのトマトカッペリーニ(冷製)」(1,200円)や、鶏肉を甘辛く漬け込んだジャマイカ料理「ジャークチキン」(1,000円)などをそろえる。コロナビールも用意し、カリブ海のイメージで「タコス」(900円)も提供する。

 「日本人の中には罰ゲームでテキーラを飲むような人もいて、ほとんどの人はテキーラの本当のおいしさをしらない。当店では原料となる『アガベアスール』100パーセントのものを取り扱い、カクテルの国別の作り方や味わいなどの説明をしながらテキーラやラムの魅力を伝えている」と奥泉さん。「ラムだけで100種類あるような店にしていき、『浜松でラムとテキーラを飲むならここだ』といってもらえるように頑張っていきたい」と意気込む。

 営業時間は、日曜~木曜=18時~翌3時、金曜・土曜・祝日=18時~翌5時。

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