浜松・紺屋の絵本専門店「絵本のキルヤ」(浜松市中区紺屋、TEL 053-477-2687)で現在、「夏の洋書フェア」を開催している。
出品されるものは絵本や小説、アートブック、料理本、ポップアップ絵本などジャンルもさまざまで、300冊以上を並べる。アメリカの絵本作家エドワード・ゴーリーの、まだ日本語版が出ていないものや、イタリアの出版社「コッライーニ社」の絵本なども仕入れた。全体的には英語のものをメーンにフランス語や韓国語の本も用意。新品に混じり古書もあり、価格は100円~1万円以上。
同時に移動アートブックショップ「eel books(イールブックス)」の商品も販売。こちらは全て通常価格の2割引で販売。店主の前原元光さんがフランスやオランダなどのヨーロッパから直接仕入れてきた本を販売しているため、日本ではなかなか手に入らないものが多いという。
星野紀子店長は「バーバラ・レーマンの『言葉の無い絵本』やアートブックなど、言葉がわからなくても楽しめるものもある。絵本などは日本のものと洋書で装丁や色がちがったりするので、そうしたところも楽しんでほしい」と話す。「洋書というとそんなにじっくり見る機会が少ないと思うが、取りあえず手に取って見てもらいたい。イールブックスの商品は安くなっているので、欲しいけど高くて手が出なかった人にはチャンス」とも。
営業時間は10時30分~17時30分(水曜は12時から)。火曜定休。フェアは7月25日まで。