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浜松の絵本専門店で個人の蔵書展-「他人の本棚をのぞく」感覚で

いろいろな書籍を展示する蔵書展

いろいろな書籍を展示する蔵書展

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 浜松・紺屋町の絵本専門店「絵本の店 キルヤ」(浜松市中区紺屋町、TEL 053-477-2687)で現在、「鈴木一朗太 蔵書展」が開催されている。

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 店長の星野紀子さんは「鈴木さんは私の知り合いで、30代の一般男性。個人の所有する本を公開したら面白いのでは、と思い企画した。他人がどんな本を持っているのか、人の本棚をのぞく感じで楽しんでほしい」と話す。個人の蔵書展は今回が2回目。

 店内には鈴木さんが所有する本、約150冊を展示。画集や料理本、小説や漫画など本のジャンルもさまざまなものが並ぶ。星野さんは「鈴木さん自身も本を整理していて『こんな本持っていたな』とあらためて振り返ることができたと話していた。鈴木さんの好みが出ていて画集や料理本が多く、その場で見て楽しめる本が集まった。自分の興味のない世界があって面白いし、本から持ち主を想像する楽しみもある」と話す。

 5月7日には同店で「クロージングリーディング」を開催予定。現在、参加者を募集している。クロージングリーディングは集まった人が今の自分に読んであげたい本を自分のために朗読する場。「他人に読み聞かせるのではなく、自分自身に読んであげたい本を持って集まってほしい。周りのことは気にせず、声に出して、自分の声に耳を傾けることが大切。集まった人や時期によって雰囲気も変わる」と星野さん。当日は鈴木さんが軽食を提供する。

 営業時間は10時30分~18時30分(水曜は13時~)。火曜定休。蔵書展は5月9日まで。クロージングリーディングは18時~20時を予定。予約は電話で受け付ける。

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