浜松・砂山の「遠鉄百貨店」（浜松市中区砂山、TEL 053-457-0001）新館8階の「えんてつホール」で2月1日から、チョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」が開催される。

　日本や世界のチョコレートを一堂に集めて販売する同イベント。コンセプトは「世界中のチョコレートが一気に集合」。ターゲットである若い世代の要望に応え、今回は初めて60ブランド以上を集めて開く。「新館がオープンしたことで遠鉄百貨店が変わったということを伝えたい」と広報の高坂さん。

　チョコレートは、抹茶・カシス・黒ゴマなど素材にこだわり、化粧パレットをイメージした彩り鮮やかなチョコレートが特徴的な「パティスリー サダハル・アキオ・パリ」、フランスで最優秀パティシエ賞に輝いたパティシエが作る甘草やスミレのガナッシュなどの素材を組み合わせ、コーティングの厚さにこだわった「ミッシェル・ブラン」、スイーツの世界大会などで優勝経験もある辻口博啓さんが手掛けるショコラブランド「モンサンクレール」など。浜松では普段取り扱いがなく、今回の祭典のために出典するブランドも少なくない。

　チョコレートブランド「ロイズ」は通常10商品前後しか扱っていなかったが、今回はスペシャルショップとしてほぼ全商品をそろえて出展する。国内外ブランドに加えて地元のブランド「アボンドンス」（住吉）や「リープリング」（北区東三方）、「パティスリー ラ・ヴェリテ」（西区大平台）なども登場。

　高坂さんは「県西部の全ての女性に、自分用、友達用、家族用などを選ぶのに利用してもらえれば。年に一度、この時期にしか手に入らないチョコレートをぜひ味わってほしい」と話す。

　開催時間は10時～19時30分（2月9日は18時まで、最終日は17時まで）。2月14日まで。