浜松・肴町に2月17日、万年筆専門店「BUNGBOX（ブングボックス）」（浜松市中区肴町、TEL 053-415-8639）が移転オープンした。

万年筆を片手に笑顔を浮かべる店主の山岸さん

　同店は昨年9月、御前崎店（御前崎市）を閉店。以降はインターネットのみで営業を行ってきた。「以前の店は26坪あり、万年筆の専門店としては広すぎた。交通アクセスが悪く遠方からの来店客が利用しにくかったため、浜松の中心市街地での移転先を探した」と店主の山岸薫さん。知人の紹介で12月に条件に合う物件が見つかり開店にこぎ着けた。

　店舗面積は4.5坪。こだわりは「オリジナル商品」。通常のメーカー品だけでなくオリジナルの万年筆やインクを取り扱う。オリジナルインクは現在25種類。開店に合わせ浜松地域の名産品をイメージしたオリジナルインク「KABAYAKI」「浜名湖フレッシュみかん」（各2,100円）を用意。「浜松の人に店を身近に感じてもらえれば」と山岸さん。販売は各限定24個。

　「万年筆と言うと敷居が高く感じるが、誰でも気軽に入って来ることができる心地良い場所にしたい」と山岸さん。「万年筆を少しでも多くの人に使ってもらえるように、いろいろなイベントや企画を実施していきたい」とも。

　営業時間は11時～19時（日曜・祝日は18時まで）。営業日は金曜～日曜と祝日。月曜～木曜は電話予約があった場合のみ開く。