浜松・有玉西のキッチン・家具のショールーム「Re*blanc（リブラン）」（浜松市東区有玉西、TEL 053-472-3550）は、スイスの家具ブランド「USM（ユーエスエム）」の商品の取り扱いを始めた。

接続金具の「ボール」と「チューブ」、赤い「パネル」

　同ブランドは1885年創業。世界40カ国以上で展開され、ニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクション（永久収蔵品）にも選定されている。静岡県での正規代理店は同店が初。

　社長の大塚俊樹さんがインテリア雑誌を見て同ブランドの商品を気に入り、東京のショールームに直接足を運び直談判。「自社で取り扱いたい」という思いをプレゼンして取り扱いにこぎ着けた。大塚さんは「実際にショールームで商品を見て、カタログでは分からない商品の美しさや完成されたシステムに共感を受けた」と話す。

　同ブランドの家具のつくりはシンプルで、基本的に「ボール」「チューブ」と呼ばれる接続金具と「パネル」の3つの部品の組み合わせで構成される。パネルカラーは14色から選ぶことができ、ガラス天板やガラスドアなどの組み合わせもできる。価格はテレビボードで750ミリ×350ミリ×430ミリのサイズが3万5,939円、1500ミリ×350ミリ×390ミリが9万4,891円。組み合わせにより価格は変わる。受注後に部品を取り寄せ、納品するため納期は2週間～3カ月程かかる。

　大塚さんは「自分で本当にほれ込んで取り扱いに至った。今後は多くの人に来店してもらうことでUSMの価値をいろいろな人に知ってほしい」と話す。

　営業時間は10時～18時（土曜は17時まで）。