浜松・海老塚に10月9日、雑貨店「ゆらゆら商店」(浜松市中区海老塚、TEL 053-571-5279)がオープンした。
店主の澤根さえこさんは結婚を機に、デザイン性が高く機能的な台所用品を集めるようになった。集めていくうちに「自分が良いと思った商品を他の人にも提供したい」という思いが強くなり今回の開店に至った。
店舗面積は約18坪。店舗は縁側のある古民家をそのまま使用。庭にはサボテンなどの観葉植物を置き、自然を感じさせる落ち着きのある空間作りを行った。「おばあちゃんの家に来た感じで縁側に座り、のんびりしてもらえたら」と澤根さん。
商品は澤根さんが使ってみて良いと思った日用雑貨を全国から仕入れる。東京の町工場とデザイナーが共同で作った「CLOAK ROOMS」のスリッパ(2,940円~3,360円)や、兵庫県の工場で1923(大正12)年から製造されているトタン製の米びつ(3,675円)など。奈良県で、天日干しをして作られた「ほうじ茶」(575円)なども置く。
今後については「さまざまな物がそろうおもちゃ箱のような楽しい店にしていきたい」と澤根さん。
営業時間は11時~18時30分。日曜・月曜定休。