イオンモール浜松志都呂(浜松市西区志都呂)1階のセントラルコートで11月10日、「LOVE in Actionプロジェクト ご当地大作戦! in 浜松」が開催された。主催は日本赤十字社。
同イベントは、10代から20代の献血者が10年間で35パーセント減少している現状を踏まえ、献血を啓発するための企画「LOVE in Actionプロジェクト」の一環として開催。当日は13時と15時30分からの2回イベントを行い、3階までの吹き抜け会場では約1200人が観覧する盛況ぶりだった。
司会はプロジェクトリーダーの山本シュウさんや、ラジオ番組「LOVE in Action」でパーソナリティーを務める小林麻耶さんらが担当。ゲストにお笑い芸人のムーディ勝山さんと歌手のMs.OOJA(ミス・オオジャ)さんが登場し、ネタ見せや歌の披露のほか、司会者らを交え献血に対する思いを語った。観覧者参加型のじゃんけん大会も行われた。
会場には献血バス2台を設置。161人が献血を行った。10代の献血者は「面倒くさいと思う人もいるかもしれないが、このような簡単なことでも人助けになるのであればとてもうれしい」と話した。
「今年で5年目を迎える同企画。少しずつだが若者の献血者が増えているのでうれしく思う」と同社献血推進課の安藤正吉さん。「高齢化が進む世の中なのでぜひ若い力を貸してほしい」とも。