浜松・初生に1月30日、雑貨店「るり玉工房」(浜松市北区初生町、TEL 090-1475-5269)がオープンした。
店主の松本八重子さんは6年前、「自分でピアスを作りたい」という思いからスクールに通い始め、技能認定を受けるまで技術を磨いた。その後、洋裁に興味を持ち、さまざまな手作り雑貨を製作するようになった。作品が多くなってきたことと自宅を新築する機会が重なり、自分の店を開くことができないかと考え、2年の準備期間を経てオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約10坪。店内にはテーブルや椅子を置き、松本さん自ら集めたハンドメードに関する書籍をそろえるなどして、来店客が店内でくつろげるように工夫した。店名の「るり玉」は松本さんの両親が栽培していた「ルリダマアザミ(エキノプス)」にちなんだもので、「栽培はすでにやめてしまったが名前だけでも残したかった」という。
店頭には、松本さん自ら製作したピアスやネックレスなどのアクセサリー類や洋服など展示。「最近はスワロフスキーや淡水パールを使ったアクセサリーを多く制作している」と松本さん。そのほか、主に浜松在住の作家12人が手掛けたた和小物や人形、アクセサリーなどを展示・販売する。6月に個展などを開けるギャラリーも併設する予定。
今後について、松本さんは「商品を販売することはもちろん、多くの人に気軽にお越しいただき、にぎわう場所にしていきたい」と話す。
営業時間は10時~17時。日曜・水曜定休。